リモートワークを好まない若い人の話
リモートワークについてまとめていきたいと思っていた矢先、こちらの記事を見つけました。
スタートするきっかけもらったって感じなので、いくつかストックしてたネタの中から、以下、#ねえねえ尾身さん にふさわしそうなものを書いてみます。
夫の仕事関係で、なぜか出社を好む方がいます。20代後半から30代前半の方です。
リモートワークを気に入っている私たちの間では、「なんでだろうね?」とたびたび話題になってました。
通勤時間を他のことに使えるし、自分好みの環境で作業できて、リモート/テレワーク、最高なのにと。
しかし次第に、その方が出社する理由がわかってきました。
どうやら都心に住んでいるため部屋が狭く、リモートワークに適した環境にないというのが大きな理由のようでした。
元々人と接するのが好きな方のようでもあります。また、デスクワークではあるものの、PC環境の構築が手間だったり、今までのオフラインから、チャットや画面越しのコミュニケーションに移行すると、勝手や感触がかなり違うというのもあるんじゃないかと思います。
……というように、次第に事情がわかってくるにつれ、たしかにリモートつらいかもなぁと思えてきました。
もし自分がまだ若くて独身で、都心にひとり住んでたら。
部屋に誰も話し相手がいなかったり、SNSで気を紛らわせる時間がないほど仕事をがんばってたとしたら。
外出歩きたいよなぁと。
私たちは夫の独立以降、6年ほどリモートワークの生活を続けてます。
その間、どうやったら効率的に、かつ心身の健康を保ちながら家で仕事ができるか、いろいろ工夫してきました。
散歩や運動の習慣を取り入れたり、生活のサイクルそのものをそれまでの会社員時代と大きく変えたり、「仕事」と「生活(プライベート)」という概念自体がそれまでと変わってきたり……(このあたりを書くつもりでこのアカウント作った)。
つまり事前に試行錯誤する期間があったので、この状況でも不都合なく生活できているかもしれません。
しかしその中でも、家に話し相手がいたというのは、今この状況下で思うに、けっこう大きなことだったのではないかと思います。
もう一人、私の知人で、それまでは舞台や映画鑑賞などを趣味としていた人がいます。
Zoomで顔を合わせた際、コロナの自粛生活以降、楽しみを見つけるのが難しく、心のバランスを保つのが難しいと言ってました。
こういった話を聞く中で、リモートワークに適した住環境(広さや立地)も大事だけど、一番の問題は、出会いやつながる機会を失うことかもしれないと思いました。つまり孤独や孤独感。
以前見た記事にも、コロナ禍の自粛によって、若い人は今後につながる「つながり」を得る機会を失うというようなことが書いてあったような。
インターネットやSNSでは埋めきれないということだなぁと。
外でつながれなくなった分、どこでつながるか。
そのあたりも含めて、今後もリモートワークについて情報集めたり書いたりしていこうと思います。