グランマのトマト・タルト
この記事は再びロックダウン生活が続くフランスからお届けしています。レストランもカフェも閉まっているので、この数週間は自宅で料理することがほとんどですが、意外と困っていないというのが素直な感想です。
フランスの家庭料理の特徴
というと大げさかもしれませんが、意外と簡単で見栄えがするものが多いのが印象的です。現在自分とパートナー、そしてロックダウンの間ひとりにしておくのは心配ということで、独り暮らしのシャンタルおばさんを呼び寄せたので、三人で台所を回しています。パートナーもシャンタルおばさんも料理上手なので、フランス家庭料理初心者の私としては大変勉強になっています。ということで、備忘録を兼ねて、シャンタルのトマト・タルトの作り方をシェアしますね。
材料
直径24cmのパイ皿1個分
・市販のパイ生地(サクサクのミルフィーユタイプ)
・トマト4〜5個
・チーズ適量
:カンタルCantalという種類が最適ですが、溶けるタイプならよし
・塩、胡椒適宜
・ドライハーブのタイム、またはエルブ・ド・プロヴァンス
作り方
1. 市販のパイ生地をパイ皿に敷く
2. 1の上にスライスしたカンタル・チーズを敷いていく
(とろけるタイプのチーズならなんでもいけると思いますが、カンタル・チーズを使うとさらにめちゃ美味しくなります。)
3. 2の上に薄くスライスしたトマトを敷き詰めていく
4. 3の上に塩胡椒少々と、
エルブ・ド・プロヴァンスなどのドライハーブをふりかける
5. 180℃に余熱したオーブンで20分〜30分位焼いて完成
早めにいただきましょう
さあ、熱々を召し上がれ!
時間が経つとパイ生地がどんどん水分を吸ってしまうので、その日のうちにいただくのがオススメです。パイ生地は市販のものを利用すれば、準備10分、あとはオーブンでの加熱時間で出来ちゃいます。この日はキッチンガーデンのトマト苗を倒した際に残っていた青いトマトが勿体無いので日光に当てて赤くした(10日はかかった)のを使ってみました。追熟の場合味が今一なのでトマトソースなどにおすすめと言われていますが、加熱して味が凝縮するせいか、めちゃ美味しくいただけました!
ちなみに下の写真は追熟中のトマトです。りんごも混ぜておいてみましたが、密封しなかったので効果の違いのほどは結局わかりませんでしたが、ある程度赤くなってきたところ。
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