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「凶日」を避ける!奥早稲田が誘う『擇日通書』の奥深い世界
こんにちは、こんばんわです!
突然ですが、あなたにとって今日はどんな日ですか?良いことがあった日、いつもと変わらない日、それとも、ちょっぴりツイてなかった日…?
私ですね、占いにも興味あって色々調べてたんです。
実は、昔の人々は、日々の吉凶を知るための特別な暦を使っていました…
それが、今回ご紹介する『擇日通書(たくじつつうしょ)』です。
私が『擇日通書』と出会ったのは、駆け出しの編集者時代。
占い雑誌の編集部に配属され、数多くの占術に触れる中で、ひときわ異彩を放つ一冊の古い書物…それが「擇日通書」でした。
「これは…何ですか?」
「ああ、これは『擇日通書』。簡単に言えば、吉日選びの暦だね。」
当時の編集長は、そう言って、古びた『擇日通書』を私に見せてくれました。開いてみると、そこには、まるで暗号のような、見慣れない漢字がびっしりと並んでいます。
「ちんぷんかんぷんですね…」
「ははは。最初から読める人なんていないよ。でも、これ、読めるようになると、すごいんだよ。」
そう言って、編集長は『擇日通書』に書かれた、ある日の運勢を読み解いてくれました。
「この日は、ほら、甲子(きのえね)の日で、物事を始めるのに最適な日なんだ。だから、新しい企画を立ち上げるのに良いかもしれないね。」
「へぇ…」
正直、当時の私には、その意味がよくわかりませんでした。
しかし、『擇日通書』に書かれた、膨大な情報の奥深さと、人々の幸せを願う温かい心遣いに、私は、なんだかとても惹きつけられたのです。
それから私は、時間を見つけては、「擇日通書」を読み解く勉強を始めました。そして、その奥深い世界に、どんどんのめり込んでいったのです…。
このブログでは、そんな私が、長年の研究と実践を通して得た「擇日通書」の知識を、余すことなく皆さんにお伝えしていきたいと思います。さあ、あなたも私と一緒に、「擇日通書」の奥深い世界への扉を開いてみませんか?
1. 私と『擇日通書』- 運命の出会い -
占い雑誌の編集者として、西洋占星術、タロット、四柱推命など、様々な占術に触れる日々を送っていた私。そんなある日、資料室の奥深くに眠っていた、一冊の古い書物と出会いました。
それが、『擇日通書』だったのです。
埃をかぶった、年季の入ったその本。表紙には、見たこともない漢字が並んでいます。「…何て読むんですか、これ?」と、近くにいた先輩編集者に尋ねると、「ああ、それは『たくじつつうしょ』だよ。簡単に言えば、昔の吉日カレンダーみたいなものかな」と、教えてくれました。
「吉日…カレンダー…ですか?」
「そう。例えば、結婚式を挙げるのに良い日とか、引越しをするのに良い日とか、そういうことが書いてあるんだよ。」
「へぇ…」
正直、最初の印象は、「なんだか古臭いな…」というものでした。しかし、パラパラとページをめくってみると、そこには、見たこともない漢字や記号がびっしりと並んでいます。「甲子」「丙午」「天赦日」「二十八宿」…。まるで、暗号のようです。
「これ、解読できるんですか…?」
「まあ、慣れればね。昔の人は、これを見て、日々の吉凶を判断していたんだよ。」
その言葉を聞いて、私は、なんだかとてもワクワクしてきたのです。
現代のように、科学が発達していなかった時代、人々は、どのようにして「吉日」を選んでいたのか?
そして、その「吉日」は、本当に効果があったのか?
気づけば私は、『擇日通書』の世界に、どっぷりとハマっていました。
そして、この奥深い世界を、もっと多くの人に知ってもらいたい、そう思うようになったのです。
ここで皆さんにクイズ!😁
「大安」は有名ですが、それ以外に、どんな吉日があるか知っていますか?答えはこの記事の中に隠されていますよ…。
2. 『擇日通書』とは? - 人生を豊かにする、もう一つの暦 -
『擇日通書』とは、一言でいうと、中国や東アジアで古くから使われてきた、吉日選びのためのガイドブックです。「擇日(たくじつ)」とは
「吉日を選ぶ、凶日を避ける」という意味で、「通書」は「暦」を意味します。
「なんだ、ただの占い本か…」と思ったあなた、ちょっと待ってください!『擇日通書』は、現代のカレンダーの運勢欄や、雑誌の占い特集などとは、一味も二味も違うんです。
その最大の特徴は、情報量の多さと、その専門性の高さです。
結婚式、引越し、開業、旅行など、人生における重要なイベントの日取りを決める際に用いられてきた「擇日通書」には、その日その日の吉凶が、実に詳細に記されています。
例えば、私の友人が結婚式の日取りを決める際、「擇日通書」を活用した時のこと。彼女は、当初、人気のある「大安」の日を選ぼうとしていました。しかし、「擇日通書」を調べてみると、その日は、彼女たち夫婦にとって、あまり良くない日であることがわかったのです。
「えっ、大安なのに…?」
驚く彼女に、私は『擇日通書』の読み方を教え、一緒に、彼女たちにとって最適な日を探しました。そして、最終的に選んだのは、「大安」ではないけれど、夫婦の干支や、二十八宿、神煞などを総合的に判断して、「二人の門出にふさわしい吉日」とされる日でした。
後日、彼女から、こんなメッセージが届きました。
「文子、本当にありがとう!あの時、教えてもらった『擇日通書』のおかげで、最高の結婚式を挙げることができたよ!二人で、幸せな家庭を築いていくね!」
この時、私は、『擇日通書』の持つパワーを、改めて実感したのです。
『擇日通書』は、単なる吉凶暦ではなく、人生を豊かにする、もう一つの暦なのだと。
3. 『擇日通書』を読み解く - 奥深き世界への扉を開く -
では、『擇日通書』は、どのようにして「吉日」を決めているのでしょうか?その秘密は、以下の4つの要素にあります。
干支(十干十二支):
「干支」と聞くと、年賀状に描かれる動物を思い浮かべる人も多いかもしれませんね。でも、実は、「干支」は年だけでなく、月、日、時間にも割り当てられています。「擇日通書」では、その日の「干支」の組み合わせによって、吉凶を判断します。ちなみに、私のお気に入りは「甲子(きのえね)」。「甲」は十干の最初、「子」は十二支の最初。つまり、「甲子」は60通りある干支の組み合わせの、一番最初なんです。なんだか、新しいスタートを切るのに、ピッタリだと思いませんか?
二十八宿:
これは、古代中国で生まれた、星座占いです。「宿(しゅく)」は、星が宿る場所、つまり、星座のこと。28の星座が、それぞれ異なる運勢を司ると考えられています。「今日は、どの星が、どんなパワーを与えてくれるのかな?」なんて、想像するだけでワクワクしますね。
神煞:
「神煞(しんさつ)」は、ちょっと聞き慣れない言葉かもしれませんね。これは、吉神や凶神の存在を示すものです。例えば、「天赦日(てんしゃにち)」は、年に数回しかない、大吉日!「天がすべての罪を赦(ゆる)す日」とされ、新しいことを始めるのに最適です。ちなみに、この「天赦日」に、私はこのブログを立ち上げることを決意しました。
季節や自然のリズム:
「擇日通書」は、農作業の暦としても使われてきました。そのため、季節の移り変わりや、自然のリズムとも密接に関係しています。「二十四節気」という言葉を聞いたことがありますか?これは、一年を24の季節に分けたもの。「立春」や「秋分」などが、有名ですね。「擇日通書」では、この「二十四節気」も考慮して、吉凶を判断しているのです。
これらの要素を、複雑に組み合わせ、総合的に判断することで、「吉日」が導き出されるのです。ね?「擇日通書」って、奥深いでしょう?
最近では、悪日を調べ活用する方法も注目されているようです。
例えば、「三隣亡」。この日に建築や引っ越しを行うと、三軒隣まで不幸を招くというもの。ある友人が、新規事業の開業日を「三隣亡」と知らずに選んでしまい、結果としてあまりうまくいかなかったという苦いエピソードを話してくれました。
4. 奥早稲田流!『擇日通書』活用術
- 幸せをつかむ、吉日の選び方 -
『擇日通書』の読み方が、少しわかってきたところで、次は実践編!
私、奥早稲田流の『擇日通書』活用術を、皆さんにお伝えしたいと思います。
まず、私が『擇日通書』を活用して、最も成功したと感じているのは、先ほどお話しした、友人の結婚式の日取りを決めた時のことです。
彼女は、当初、多くの人が選ぶ「大安」にこだわっていました。しかし、
『擇日通書』を読み解くと、その日は、彼女とパートナーにとって、あまり良い日ではなかったのです。
そこで、私は『擇日通書』で、二人の干支や、二十八宿、神煞などを総合的に判断し、結婚式に最適な日をいくつかピックアップしました。
その中から、最終的に、二人が納得する「吉日」を選ぶことができたのです。
「文子のアドバイスのおかげで、最高の結婚式ができたよ!」
後日、彼女からそう言われた時は、本当に嬉しかったですね。
この経験を通して、私は『擇日通書』が、単なる占いではなく、人生の重要な決断をサポートしてくれる、強力なツールであることを確信しました。
逆に、「あまりうまくいかなかったかな…」というエピソードもあります。
例えば、この前友人が、ある新規事業の開業日を、私に相談しました。
そこで、私は『擇日通書』で見て、いくつかの候補日を挙げたのですが、その中に三隣亡の日が含まれていました。でも、その友人はその開業日にどうしてもやりたいという思いが強く、私の助言を聞き入れず、その日に開業しました。結果、その事業はあまりうまくいかず、友人は大きな損害を出してしまったのです。
このエピソードは私にとって、とても苦い経験となりました。同時に、吉日や凶日についての助言は、その内容と伝え方についてもっと工夫しなければいけないと反省しました。
ここで、皆さんに質問です!
最近、新しいことを始めましたか?それは、いつですか?
もし、それが「吉日」だったら、嬉しいですよね。逆に、「凶日」だったら…?でも、大丈夫!『擇日通書』には、凶日を避ける方法や、凶日の過ごし方なども書かれているんですよ。
さて、具体的な「吉日」の選び方ですが、まずは、あなたの「目的」を明確にすることが大切です。結婚式、引越し、開業、旅行…それぞれの目的に最適な「吉日」は異なります。
例えば、結婚式なら、「夫婦円満」「子孫繁栄」などの意味を持つ「吉日」を選ぶと良いでしょう。引越しなら、「災いを避ける」「新生活をスムーズに始める」などの意味を持つ「吉日」がおすすめです。開業なら、「商売繁盛」「事業成功」などの意味を持つ「吉日」が良いですね。
そして、あなたの「目的」に合った「吉日」を、『擇日通書』を使って探していきます。その際には、干支、二十八宿、神煞などを総合的に判断することが大切です。
「でも、自分で判断するのは難しそう…」と思ったあなた、安心してください。最近では、スマホアプリなどで、簡単に「吉日」をチェックできるサービスもあります。私も、よく利用していますよ。
5. 現代を生きる私たちと『擇日通書』
- 時間(とき)を味方につける生き方 -
『擇日通書』について、いろいろと説明してきましたが、「なんだか、非科学的だな…」と感じた方もいるかもしれませんね。確かに『擇日通書』に書かれていることに、科学的根拠はありません。
しかし、現代社会を生きる私たちにとって『擇日通書』は、単なる迷信以上の価値があると、私は考えています。
例えば、仕事で大きなプロジェクトを任された時、あなたなら、どうしますか?きっと、入念な準備を重ね、万全の態勢で臨むでしょう。それと同じように、人生の重要なイベントに臨む際にも、「心の準備」を整えることが大切です。「擇日通書」は、その「心の準備」をサポートしてくれるツールなのです。
「吉日」を選ぶことで、「今日は良い日だ!」「きっとうまくいく!」という前向きな気持ちで、物事に取り組むことができます。その結果、良い結果を引き寄せることができるのです。これは、あながち、迷信とも言い切れないと思いませんか?
また、「擇日通書」は、私たちに、時間(とき)の大切さを教えてくれます。現代社会は、スピードが命。毎日、時間に追われ、時間に縛られて生きています。しかし、『擇日通書』を手に取り、「吉日」を選ぶという行為は、私たちに、立ち止まって、自分自身と向き合う時間を与えてくれます。
「自分にとって、本当に大切なことは何だろう?」
「自分は、これから、どう生きていきたいのか?」
そんなことを、じっくりと考える機会を与えてくれるのです。これは
『擇日通書』の、もう一つの大きな役割と言えるでしょう。
さらに、『擇日通書』は、私たちと、伝統文化を繋ぐ架け橋でもあります。『擇日通書』を通して、昔の人々の知恵や、自然との向き合い方を学ぶことができるのです。これは、現代社会に生きる私たちにとって、大きな財産となるのではないでしょうか。
私自身、占い雑誌の編集者として、数えきれないほどの「吉日」「凶日」を目にしてきました。そして、その度に『擇日通書』は、単なる迷信ではなく、人生を豊かにするためのヒントを与えてくれる、奥深い知恵の宝庫だと感じるのです。
もちろん『擇日通書』に書かれていることを、すべて鵜呑みにする必要はありません。大切なのは『擇日通書』を、人生のスパイスとして楽しむこと。
例えば、新しいことを始める時、「今日は、新しいことを始めるのに良い日かな?」と、『擇日通書』をチェックしてみる。もし、その日が「吉日」だったら、「よし、今日は良い日だ!頑張ろう!」と、前向きな気持ちになれるでしょう。逆に、「凶日」だったとしても、「今日は、いつも以上に慎重に行動しよう」と、気を引き締めることができます。
『擇日通書』は、あなたの背中をそっと押し、より良い未来へと導いてくれる、心強いパートナーなのです。
『擇日通書』を読み解くことは、先人たちの知恵を、そして、そこに込められた、人々の幸せへの願いを感じることなのです。この素晴らしい日本の伝統を、私は、このブログを通して、多くの人に伝えていきたいと、心から願っています。
6. まとめ - 奥早稲田から、あなたへ -
『擇日通書』の世界、いかがでしたか?
この記事を通して『擇日通書』が、単なる吉凶暦ではなく、私たちの人生を豊かにするヒントを与えてくれる、奥深い知恵の宝庫であることを、少しでも感じていただけたなら、嬉しく思います。
『擇日通書』は、あなたの人生を、より豊かに、より充実したものにするための、一つのツールです。すべてを盲信する必要はありません。しかし、その中に書かれた言葉に、少しだけ耳を傾けてみてください。きっと、あなたの人生に、新たな彩りを与えてくれるはずです。
「『擇日通書』で、あなただけの『吉日』を見つけてください」
そして、その「吉日」が、あなたの人生にとって、かけがえのない一日となることを、私は心から願っています。
さて、このブログでは、今後も『擇日通書』に関する様々な情報をお届けしていきたいと考えています。
例えば…
「天赦日」特集:天赦日に行うと良いこと、避けるべきことを徹底解説!
「甲子の日」特集:新しいことを始めるのに最適な「甲子の日」を深掘り!
読者から寄せられた質問に、奥早稲田文子が答えるQ&Aコーナー
などなど、皆さんに楽しんでいただける企画を、たくさん用意していますので、どうぞお楽しみに!
それでは、今日はこの辺りで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの毎日が、たくさんの「吉日」で溢れますように…!
(終わり)
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