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書けば、試練。

学生時代はインプットと家にこもった創作で
就職してからはオーダーに対するイメージの再現活動だったわけだから
人生に於いてこんなに自分の考えを「書く」ようになったのは、この2年が初めてだ。

書くことは、
もうなんていうか時に地雷みたいなもので
人生波乱万丈のように色んなことが
気付けば意図せず起こるようになってしまった。
沢山の人がやって来たけれど、
大事な人が同じ速さで離れていった。

良くも悪くも書けば何かが起こってしまう。
良いことなら万々歳だけど
同じくらい苦しいことも沢山起こって
書かなければ良かったって何度も思った。

私は器用に建て前とか戦略で書けないから
心の状態がそのまんまに出てしまっていたみたいで
未熟な部分も卑しい部分も全部
形となり誰かを傷つけてしまってから後で気付かされる。
 

知らず知らずのうちに
恥部を晒しているようなものだった。
器用で賢い人は見せずにスマートに生きているのかもしれない。
そもそも、
心が透き通るようにキレイなのかもしれない。

書くことで、
今日も自分の知らないどこかで見えない誰かに
自分を査定されているような気分になる。
「あーあ、こんなこと書いちゃってるよ。どうしたんだろうね」
「あーあ、全くダメだね。一体どこに向かっているのか」

もっと楽に「書く」を仕事に
使っていきたいと願うのに。

発信の表と裏と、心の弱さと。


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