栄養学 身体の抗酸化・抗糖化
Freiheitのあきひさです。
今回は身体の酸化と糖化の話です。
○身体の酸化とは…
病気や老化の原因の一つで、体内の細胞で栄養と酸素を利用してエネルギーに変化する際に発生する物質『活性酸素』が身体を酸化させる。
例えるなら、「車(細胞)がガソリン(栄養・酸素)を変化させて排気ガス(活性酸素)を出して動く(エネルギー)。」酸化=身体のさび。
活性酸素は偏った食生活や悪い生活習慣が原因で大量に発生し、日々の悩みや老化につながり、深刻化すると病気や生活習慣病につながることもあります。
酸化を防ぐには
『マルチビタミン』『マルチミネラル』『ファイトケミカル』を摂取する
⇒例えるなら『ビタミン=警備員・ミネラル=警察官・ファイトケミカル=特殊部隊』。栄養素は単独では効果なしなのでマルチ。ファイトケミカルは皮や種に含まれるのでオーガニックで摂取すること!
ファイトケミカルの話は下記の記事を見てください⇓
○身体の糖化とは…
余った糖質とタンパク質が結合して老化物質AGEs(終末糖化産物)が生成される。これを糖化という。AGEsによって、身体にダメージを受け老化。しわ、たるみ、くすみにつながる。
AGEs(終末糖化産物)の食べ物は北京ダックの皮(砂糖水を皮にかけて焼いてカリカリにする)やホットケーキの焼けた跡(茶色のところ)。活性酸素による酸化が身体のさびならば糖化は身体のこげ。
一度糖化したら元に戻らない。
糖化を防ぐためには
・過剰気味の糖質の摂取を減らす。
・吸収のスピードが速い食材を避ける。
⇒GI値が高い食べ物から低い食べ物に変える。
・食物繊維でブレーキをかける
⇒食事前に食物繊維を摂取することで糖質の吸収を遅くし、血糖値の急上昇急降下を防ぐ。(グルコーススパイク)
グルコーススパイクとは、
食事で糖質を摂取すると血糖値が急上昇する。すると身体はその血糖値を下げようとインスリンを出すが標準より下がり過ぎてしまうこと。昼食後眠くなるのはこれが原因。
グルコーススパイクを頻繁に起こすと精神症状(キレる、引き籠る、うつなど)や身体症状(自律神経失調症)を引き起こす原因にもなる。⇒薬を飲む前に食事を考えよう。
身体の抗酸化・抗糖化で老化・病気を防ぎましょう!
病気にかかってから対処する『対処療法』から病気になりにくい身体『予防医学』に変えていこう!