相模原市内の子どもの施設使用料が無料に!
ご無沙汰しております。
残暑がようやく落ち着いたかと思えば、
10月に入った途端、待ち構えていたかのように一気に秋の空気が感じられるようになりました。
皆さまは、いかがお過ごしでしょうか?
日中は、まだ暑い時がありますが、朝晩は冷えることも多いので、体調には十分に気をつけたいものです。
さてさて、
「広報さがみはら」などでご覧になった方も多いかと思いますが、
就学前のお子さまと相模原市内在住・在学の小中学生の方に朗報!
※就学前のお子様に限っては、市内外問いません。
※個人利用のみ
今年の10月1日から、子どもの施設使用料が無料になりました!
これは、本当に声を大にして、多くの方に知っていただきたい情報です。
無料に至っての経緯や対象施設などは、こちらをご参照ください ↓↓↓
目的に関しては、HPの記載にもありますが、
「子どもの居場所づくりの推進や、子育て世帯の経済的負担の軽減」
と、なっています。
今までは公共施設とは言えども、場所によっては、一回の利用につき数百円と掛かってしまうため、気軽に通うことをためらうことも多かったと思いますが、無料であれば、お咎めなく気楽に毎日通うこともできます。
民間では、なかなか実現することのできないプランでしたが、市が掲げてくれたことには、とても意義があり、とても喜ばしいことだと思っています。
しかも、平日・休日関係なく、無料ですので、
平日の日中の居場所としても気楽に利用できます(^▽^)
うちの子どもや周りの子どもたちは、銀河アリーナアイススケート場と相模川ふれあい科学館が無料になることにガッツポーズをしていました。
星が大好きなお友だちは、プラネタリウムも無料なので毎週末通いたいそうです☆
また、プールは夏休みなどの長期連休の時は、特に重宝されるのではないでしょうか?
夜間照明のある施設では、小学生までのお子さまに限っては、保護者の付き添いがあれば、夜間照明料を含む入場料も無料で利用できます。
※小山公園ニュースポーツ広場など。
相模原市自体が「子どもの居場所づくりの推進」と謳っているので、今後は、生涯学習を視野に入れながら、学校以外での平日の過ごし方も当たり前になって、自分たちで選択できるようになるのではないでしょうか?
そして、彼らの選択を尊重し、温かく見守られるような社会になることを望みます。
川崎市の子ども夢パークの理事長をされている西野博之さんが、以前の講演会で、
「不登校」という言葉は、数年で無くなる
という話が印象的で、今でも時折思い出すのですが、
居場所が多様化していけば「学校」という形も、また変わっていくのではないでしょうか。
戦後から始まった教育基本法・学校教育法からさほど変わることができなかった画一的教育の学校の在り方が、今ようやく時代に合わせざるを得ない段階、いわゆる黎明期の最中に私たちは立たされている、そんな気がしています。
世の中は、学校に限らず、様々な旧体質の変革を求められています。
今までは何とかその都度、だましだましでやり過ごすことができたものが、今ではもうその限界点を超えてしまい、その事象があらゆる形で噴出することになってしまいました。
また、今まで見えていなかったもの、見たくなかったものが、誰もがわかる形で現れているのも特徴です。
人間は変化を嫌う生き物です。
できれば、現状維持、この慣れている生活がずっと続いて欲しいと願うのが人間の性のようです。
ちなみに私もその一人です。
ですが、これからの時代は、従来のような恒久的な体制ではどうしても無理があり、それらを変えて行かない限りは、疲弊するばかりになってしまうのも事実です。
そして、子どもたちは、いち早く矛盾と変化に気がついています。
それらが不登校という形で現れているのかもしれません。
下記のHPは、文部科学省が全国の不登校の実態について行ったアンケートです。※令和5年10月4日配信
1位が「無気力・不安」で51.8%で、半分以上を占めています。
理由の内訳を細分化すると、各々あると思いますが、どうやら学校や家庭だけで解決できる問題ではなく、社会的、かつ包括的な取り組みが必要不可欠な場合も多いような気がしました。
時代の過渡期でもあるので、一気に変わることはできないと思いますが、有志として活動している民間だけではなく、行政にしかできない寄り添い方もたくさんあると思いますので、お互いが歩み寄りながら子ども達の最善の利益のために、上手に考えていければいいなと思っています(⌒∇⌒)
こちらでは、相変わらず、地道に活動しています。