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しかたがなかった
私はこの言葉嫌いです。(正確には嫌いでした)
以前、あるワークに参加した時、お子さんを持つママが、
子どもが自分の言うことを聞かないと、
手をあげてしまう(手をあげてしまった)ことについて、
(手をあげてしまったことは)仕方がないこと。
そんな自分を許します。
と、笑って(いるようにみえた)言われたんです。
私は、その瞬間
心の中がザワつき、怒りの感情が湧いてくるのを感じました。
仕方がなかった。
私には、
そのママさんが、
子どもが、手をあげさせるようなことをした。
子どもがそうさせたのであって、私のせいではない。
と、言っているのように聞こえたのです。
自分が手をあげておいて、子どものせいにするなんて!!
仕方がなかった?
そんな自分を許す?
よくそんなことが言えるね!
ママさんのお友達と思われる人が、
「そうだね。仕方がなかったね。」
「〇〇さんは、悪くないよ。」
その言葉で、私の心の中ではフツフツと怒りの炎🔥が燃えてきました。
自分を責めているママさんがたくさんいるのを知っています。
つい、イライラして子どもをきつく叱ったりして、
泣き疲れた子どもの寝顔を見て、反省し、自分を責めてしまう。
そんなママさんを見てきました。
もしかしたら、このママさんもそうだったかもしれない。
何度も、何度も、繰り返し手をあげては
反省し、
もう二度としないと誓い、
それでも、またやってしまう自分を責め続けていたかもしれません。
だからこそ、ワークに参加されていたのだと思います。
当時の私は、
そのことを想像するよりも先に、
「仕方がなかった」という言葉に心を揺さぶられてしまった。
意見を求めらた時、
『仕方がなかったという言葉は、
自分のしたことに対しての言い訳のように私には聞こえます。
された側の気持ちを何一つ考えていないと思います。』
そんなことを言った記憶があります。
その場が凍りついたのも覚えています。
しかたがなかった
逆も然り
”あの人が私に対してしたことは、仕方がなかった。”
一見、物分かりの良いような、
相手を理解しているような、そんな感じを受けますが、
実は、
”無かったこと”にしたり、
”理由づけをして納得させようとしている”こともあるんです。
仕方がないと思ったのは何故なのか?
どうしてそう思ったのか?を見ていく。
ここにとっても大切なものが隠れているから。
この部分を曖昧にしないことです。
内観することは、とっても大切です。
ただ、自分一人ですると
曖昧にしてしまっていることもあります。
それは、無意識に。
自分の内側から出てきたものを信頼し、丁寧に見ていく。
それを繰り返すことで、どんどん変容していくのです。
繰り返し、繰り返し、ワークすることで
あなたの中の”そのまま”を知り、手放し、癒し、
本来の自分へ近づいていくのです。
4月から、ワークを始めます。
あなたを癒せるのは、あなたです。
心に響くものがありましたらご参加くださいませ。
まずは、個別にレッスンさせていただきます。