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【飲食店のオフライン集客まとめ】インターネット環境がないときってどうやって集客してたっけ?

こんにちは。
またしても久しぶりにnoteを書いてます
前回書いた記事はこちら↓


今回は「もしネット環境がなかったら」を前提に『飲食店の集客』について書いていきます。
一応網羅的に書いてみるつもりですが抜けや漏れがあるかもしれません。
その場合コメントなどで教えていただけると個人的にも嬉しいです。



1. 店舗外での販促


・店舗チラシポスティング
 →店舗の販促用チラシを作成しポスティング。新規オープンやリニューアル、イベントなどニュースと共に情報を記載するか、クーポンメイン・新商品発売など引きのある内容を記載する場合が多い。ポスティング自体は業者にお願いするか、自分たちでやるか。
・店舗テイクアウトチラシポスティング
 →考え方は上記と同じだが目的はテイクアウトメニューの販売。一般ポスティングとは違うターゲットへの訴求のため内容は変更する。
・新聞折込チラシ
 →チラシをポストへ投函するのではなく新聞に折り込んで配布する。新聞と共に開封するため視認の確率は高いが配布数や配布世帯に限りがある。
・ビラ配り
 →チラシやフライヤーを通行人に渡す。場所的に許可が必要な場合確認する必要がある。一般的に朝まくと効果が高く、20人に1人ぐらいはもらってくれる。
・キャッチ、ナンパ
 →ビラ配りに近いが専門に人を雇う場合が多い。ナンパはやめた方がいい
・地域新聞やフリーペーパー
 →契約期間が決まっているパターンや効果が期待できないパターンもある。無料で取得できる分配布枚数は多いが毎回決まった人がとることが多い。地域によって様々だし、思ってるより色々種類ある。
・スタッフの挨拶回り(チラシ配り)
 →名刺やチラシを持って近隣店舗に挨拶に行く。飲食店以外の事業所メインでやることが多い。
・他店舗を客として利用した時に挨拶
 →休みの日や買い物の時に他店舗(飲食店に限らず)に行った時に店員さんに挨拶し自店舗を紹介する。チラシや名刺を渡せると尚いいが休みの日に持ち歩くのは難しい。
・他店舗にチラシを置いてもらう
 →相互で置くことが多い。自店舗と同じ客層の場合効果が期待できる。置いてもらったお店のスタッフも来店しやすい。意外と断られないが集客の効果は薄い。
・ダイレクトメールやハガキなどの手紙送付
 →かたいところで年賀状やお歳暮、暑中見舞い。簡単なところで顧客リストからピックアップしハガキにお礼状を記載し送付する。今の時代逆にアリかも。
・交通広告、駅・電車、タクシー等の広告
 →意外と安く済むことも多いが基本的には大きなお金がかかるし、効果測定が難しい。最近はタクシー広告が効果あり。
・TVCM、雑誌等メディア露出
 →お金を払えば、というものでもないが地域によっては期待できる。
・スタッフの友人知人紹介
 →従業員割引などの活用。基本的に店舗内の人間関係による。
・出入り業者やその友人知人紹介
 →こちらも人間関係によるが声かけする意外と利用してもらえて嬉しい。
・店舗外で自社商品を販売
 →具体的に客数アップにはつながらないが店舗外で認知度を獲得するのに寄与する。
・地域イベントに参加
 →店舗として参加すると認知度向上に寄与する。個人の場合でも意外とコミュニティが広がり集客につながることがある。
・商工会や地域コミュニティへの参加
 →コミュニティ内でぐるぐる人が動くことが多いので自店舗が選ばれることもある。政治的な動きが求められることが多い。



2. 店頭での販促


・呼び込み
 →店頭に立ち、興味を持った人に声をかける。その際にチラシやフライヤーを渡すと次回選ばれることもある。あまりしつこいとキャッチと間違われる。これ結構大事。
・店頭看板、商品サンプル等
 →店頭看板や商品サンプルを設置する。興味をそそるような内容であれば認知から興味へ移行しその場で来店、もしくは次回来店の候補に上がることがある。看板の数やメッセージ、角度、サイズなど深ぼればキリがない。
・店頭のぼり
 →視認性がよく認知に一役買う。一般的にロードサイドや低単価のお店がとる手法。
・店頭音楽
 →店頭に音楽を流し認知から興味をとる。スタッフの声やお客さんで賑わう声、何かを焼く音なども効果的である。
・店頭嗅覚
 →香ばしい香りや甘い匂いを店頭に流す。焼き鳥やラーメンなど匂いの強い業種で行うことが多い。他にもアパレル、化粧品店、旅館、花屋なども匂いを大切にしている。
・店頭販売
 →店頭で商品を販売することで客数を増やせる。お弁当や食べ歩きメニュー、ドリンクなど。許可が必要な場合が多いが意外と簡単に取れるし、いらない場合が多い。
・営業時間を変える、伸ばす
 →「店頭での販促」とは違うかもしれないが、通常の営業時間以外の時間をあけることで集客につながることもある。平日のランチや深夜、早めに開ける等。それを店頭で告知する(文言だけでなく明かりや音、人の動きなどなんでも)



3. 来店客に対する再来店アプローチ


・次回利用の提案
次回の予約を取るのが一番強い。そのためには「次回の予約をとりませんか?」と声をかける(打席に立つ)回数を多くすることが大切。それ以外にも次回やるイベントの告知、次回入荷予定の商品の告知、新メニュー・新コースの予定案内、次回使えるクーポン配布(これはあんまり効果ない)で予約は取れないまでも興味を持たせることで「次回来店につながるかもしれない」人を増やすことも重要。
・料理、ドリンクの美味しさ、コスパ訴求
 →料理やドリンクが美味しいからまた来たい、はかなり強い再来店動機。
・関係性を構築する接客
 →この人に会いに来る、を目的とするとかなり強い。連絡先を交換したり、外で会った時に挨拶をするなど人対人で再来店を促す。
・居心地のいい空間づくり
 →1人でも使いやすい、静かに会話ができる、綺麗な空間で気持ちいいなど「空間」に価値を見出させるのも強い来店動機。コンセントがあるから行くカフェ、個室があるから行く居酒屋。お客さんが接する点、全てが意外と満足度や不満足度につながるケースがある。
・ポイントカード
 →来店ごとに貯まるなど原始的なリテンションモデルの代表例。今は電子に置き換わったが考え方は残ってる。
・ボトルキープ
 →通称「常連宣言書」ボトルだけでなく色々なものをキープできると次回また来てくれる。焼酎をイメージしやすいがその他ドリンクや塊の肉など1回では消費できないものをうまく小分けに出せればキープは可能。小分けに「させる」のは物だけではない。
・サブスク販売
 →次回来店が最も期待できる施策。客数は1ヶ月に1人が1回なら1だが、1人が2回きたら2となる。のべ客数を増やすことで売上は必ず上がる。
・お客さん同士を繋げる
 →お客さん同士で交流が生まれると次回来店の「待ち合わせ場所」として店舗が機能する。そのためのイベントやカウンター席の活用、などスタッフの力量によるところが大きい。



4. 来店客の後にいる客層へのアプローチ


・紹介を促す
 →実際に来店してくれた人ではなく、そのお客さんの周りにいる人を呼んでもらう。「再来店意思」と「推奨意思」が高い必要がある。会話でお願いできて簡単な施策だが、カードやチケットなど物があると加速する。クーポンをつけたり、紹介カード自体に値段をつける等戦術が広く取れる。
・口コミを促す
 →紹介は促せなくても口コミを広げることはできる。自然と待っているだけでは拡散はされないのでお願いや話したくなる施策やメニューなど、工夫が必要。



5. 簡単にまとめ


以上、駆け足でまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
昨今どこをみてもやれSNSマーケだSEOだMEOだとネット集客が主流になっています。
もちろんそっちもやるべきだし、ポータルサイト(食べログやホットペッパー)での集客も大事です。
それでも意外とお座なりになりがちな飲食店のオフライン集客。
今の時代逆にアリな施策ばかりですので、一度こっちに頭とお金を使うことも大事なのかなって思い、記事にさせていただきました。

この記事が少しでも多くの飲食店で働く人の助けになれば幸いです。

ありがとうございました。



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