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幸福日和 #036「四世代先の視点で自分を見る」

誰もが「自分の人生」を生きてると思いますが、
自分以外の世代の視点で物事を見てみると、
違うことを感じることがあります。

たとえば、
「四世代先の人々」のことを考えながら
日常と向き合ってみてください。

「自分の人生だけで精一杯?」
その気持ちわかります。

ですが、少しだけ我慢して、
その視点で自分を眺めてみると、
いろいろな気づきがあるものです。

なぜ四世代なのかといえば、
現実として「実感できる世代」だから。

皆さんも、記憶を辿ってみてください。
おばあさんや、曾祖父さんまでの記憶は
今でも思い出せるのではないでしょうか?
そうやって「自分の延長に生きた人」を意識しながら
自分の未来のことを考えてみるんです。

自分に子供がいて、
その孫がいたとしたら、、、、
とイメージしてみる。

✳︎ ✳︎ ✳︎ 

そして、
次にやることがあります。

そうした四世代先の人々が
「自分の生き方」をどのように見ているだろうかと
イメージしてみるんです。

みなさんの普段の仕事や人との接し方、
日常の楽しみ、趣味、色々とあるでしょう。

そうした、自分の日々取り組んでいることは、
四世代先の人々はどう感じているのだろうか?

もちろん、
未来の社会がどうなってるかなんて予測はできませんし、
彼らに認められることを実践しようと
薦めているわけでもありません。
(そんな予測は不可能ですしね、、、)

ただ、それだけ
「世代を超えたスケール感」で自分自身を眺めてみると、
時に自分の過ちと冷静に向き合えたり、
やるべきことが自然と見えてきたりもするんです。

✳︎ ✳︎ ✳︎ 

僕の知り合いに
京都の老舗のご主人がいます。

彼曰く、なにか決断に迷った時は、
今までの先祖、これからの子孫に恥じないことか
という基準で物事を判断されているそうなんですね。

なるほどな。

何年もの世代を超えて伝わるものには
常に「普遍的なこと」が含まれているもの。

何かに迷った時、
見失いそうになった時。

「自分の一生を超えた目線」で物事を眺めてみると
必要なことが自ずと見えてくるのかもしれませんよ。

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