幸福日和 #038「知識を交換する」
あなたが知っていて、
相手が知らないこと。
逆に、あなたは知らないけれど、
相手は知っていること。
それぞれの知識を交換してみましょう。
人にはそれぞれ興味のあることや
学んできたことは違います。
お互いが必要な知識を交換できれば
(お金を介さずとも)
それだけで互いに賢くなれます。
✳︎ ✳︎ ✳︎
「え?そんな当たり前のこと」
そう思うかもしれませんね。
でも、本当にそれができてますか?
実はこれができない人が多いのが現代人。
所有した知識を一生懸命に守ろうとするのが
現代の競争社会ですから。
時には知識を使って
お互いを傷つけあうなんて
バカなことをしていたりもしています。
よくありがちなのは
「知識の自慢」合戦。
相手が何かを知っていれば、
自分もそれを知っていると主張をし、
その上に自分の知識をかぶせていく。
知識は互いにぶつけ合うものではありません。
与え合って交換するもの。
✳︎ ✳︎ ✳︎
あなたの素敵な洋服の着こなし方や
おいしい料理の作り方が
相手には役立つかもしれない。
絵が好きな人と、文章を描くのが好きな人同士で、
お互いの作品を交換することもできる。
知識はのいいところは
「絶対的な価値」ではなく、
「相対的な価値」だということ。
一万円札は同じ数値の価値のものとしか交換できませんが、
知識はお互いの必要の度合いで価値がきまります、
お金に対する(余計な)感情がない健全な交換。
✳︎ ✳︎ ✳︎
さあ、
あなたが持っている知識を
交換してみましょう。
そうして、知識と知識が結びつき、
なにか別の価値あるものを
作り上げることができるかもしれません。
そしてその価値を
再び新しい価値と交換していくこともできます。
互いに「知識」を交換すること。
そこにコストも時間も必要ありません。
必要なことは、
何を求めているかという
相手に対する思いやりです。