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#005「嫌いな人がいるんです」

星の降るこの時間。


僕は空に広がる星々を眺めながら、
人々の悩みに耳を傾けます。

今夜も、世界の一隅で、
悩みを抱える方の声が届きました。

その人のために少しでもお力になればと。

僕も共に学んでゆきたい。

星の降る夜のもと、
一つの明かりを灯すように。

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「高校生」17歳 女性 

はじめまして。
こんばんは。

私は今、都内の女子高に通っているものです。

普段から人と群れるのが苦手で、

いつも学校では一人でいることが多いんです。

ひとりの時間が好きで、、、。

そんな中で、学級委員の子が、
気を使ってくれているのか。嫌味なのか。
「もっと周りと協調してよ」って、、、。
いつも、ちょっと説教臭いんです。

無理やりクラスに溶け込ませようとするのは抵抗があります。

正直そっとしておいてほしい。
私のことなんて何もわかっていない。

彼女を好きになれませんし、
ハッキリ言うと、、、嫌いです。



でも、、、クラスは変えられない。
学校もやめるわけにはいかない、、、

今の環境が、正直辛いんです。
どうしたらいいでしょうか。。。。


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はじめまして、
遥か孤島から失礼します。


ご質問ありがとうございます。

君はまだ若いし、
今後も人生を生きていると、

色々な問題や悩みに直面していくことになります。
特に人間関係においては、、、。

社会人になればなるほど、
人間関係の悩みは募るばかりですからね、、、。



だから、まず。
その年齢で「その悩み」に直面できることを
与えられた機会だと考えてみてください。

今は苦しいと思いますし、辛いと思います。
僕がそうでしたから、わかります。、、、。

でも、今の時期に悩んで悩み抜いて乗り越えれば、
20代、30代、その後の日々の中で
きっと豊かな日々を送ることができると思うんです。

✳︎ ✳︎ ✳︎ 


お話を聞いていて思ったのですが、
「自分がどう見られたいか」ばかりを考えてはいませんか?

自分が思うように見てもらえないから、

相手に不満を感じたり、
悩みを抱えてしまっているのではないか。
そんな印象を持ちました。



でも人間関係の問題の多くは、
相手が良い人か悪い人か、
自分との相性がいい人か悪い人かではありません。


「君が他人をどう見るか」ということが
まずはじめに大切になると思うんです。

人の考えていることは
それぞれ違うのは当然のことですし、


そういった人たちに
無理矢理
「君を理解してもらう」なんて無理なことです。

「自分の力ではどうにもならないこと」に意識を注ぐよりも、

他人への見方を変えるという「自分で変えられること」を
積極的に変えていくほうが、
君のためにもいいのではないかと思うんです。



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僕も、君の年頃の時には
人間関係で随分と悩んだものですが、
結局、相手も自分の人生を歩んでいるんですよね。

だから相手を思い通りにしようとなんて
考えないことです。

学校のような協調性の必要とされる場所では
相手をどうこうするよりも、
そういうものだと割り切って
付き合っていくしかないこともあります。




それよりも、
あなたが主体的に考えを変えてみてください。

もしかしたら
「それって相手に屈することでは」と
思うかもしれませんね。

でも、そうではありません。

これは大人になった時に
上手く人付きあいをして行くための
練習だと考えましょう。

相手を敵対視するのではなく、
意見が違うからこそ、
その人から何かを学べないかと考えてみる。

そうやって、あなたが変化をしていくことで、
自分に必要なことを、嫌いな人からもどんどん吸収していけばいい。

そう考えていけば、
人と人の問題なんて些細なことだと
感じることもありますよ。

ただし、大人になってからは話は別。

大人の社会は学校とは、全く違いますから。
色々な経験を重ねて価値観も年代も全く異なる人々がいますし、
あなたが変わったところで、どうにもならないこともあります。

そうした時、君が危険だと思えば、
その人に最初から近寄らないという
選択をするべき時もあります。

そのことは、
頭の片隅に置いておいてください。


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あと、一つ気になることがあります。

君は「一人でいるのが好き」ということですが、

もしかしたらそれは
君の魅力を
示しているのではないかと思うんですね。


こうして対人関係で悩んでいるということも
人よりも「繊細なもの」があるからなのかもしれません。


そういった他人との違う部分や
違和感は
大事にしたほうがいいと思うんです。


たとえ、クラスメイトと馴染めないからと言って

悲観することはありませんし、

君の持つ素晴らしい才能を活かして

これからの人生を充実させていければいい。

今のように周囲との「違和感」を感じるのであれば、

この「note」で何かをはじめて見るのも
一つのきっかけかもしれません。

誰かと違うというその「違和感」は
実はあなたの個性的な価値になったりもしますから。

例えば、その違和感を文章にしてみたり、
絵で表現してみてるのもいいかもしれませんね。

それだけで、気持ちが晴れやかになるかもしれませんし、
誰かがあなたの才能に救われるかもしれませんよ。





相手に対する見方を
君が変えること。
そして、その違和感すらも自分の特別な価値だと
大事にしていくこと。


お互いに頑張っていきましょう。

これからもよろしくお願いします。



星降る夜に、想いを込めて。





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