メールから自動でfreee取引を作成しよう! その1 - Gmailのラベルとフィルタ
受け取ったメールから自動で取引を作成したい場合、条件に該当するメールのフィルタリングとラベル付与をすることで後工程のGoogle Apps Script(以降GAS)での処理が簡単になります。
このフィルタリングにはGmailの機能であるフィルタとラベルを用います。
具体的には、取引を作成したいメールをフィルタによってfreee取引作成といったラベルを付与し、このラベルが付与されたメールをGASで処理します。
Conohaの利用料金お知らせメールの例
freeeloverはレンタルサーバーにConohaを利用しています(以下は、紹介者・新規申込み者にクーポンがもらえるリンクです)。
この利用料金のお知らせは、
[ConoHa] ご利用料金のお支払いを確認しました
という件名で届きます。
送信元のメールアドレスは、info@conoha.jpになっています(2024年4月現在)
残念ながら請求書や領収書は添付されていませんが、メール本文に利用料金の記載があります。
ここから、レンタルサーバー利用料金の未決済取引を自動作成するのがゴールです。
ラベルの作成とフィルタ設定
まずGmailの検索窓で送信元のアドレスと件名を入力して検索を試してみます。
意図していない不要なメールが検索結果に含まれていないかを確認し、問題なければ同じ条件でフィルタを作成します。
フィルタを作成する前にラベルを作成しておきます。Gmailの左側にラベル+という部分があるので、ここでラベルを追加します。
Conohaだけでなく、他のサービスの利用料金も同じ用に自動で取引作成をすることを想定して、Conohaというラベルも新たに作成し、先程のfreee取引作成のラベルにネスト(サブラベル化)します。
これで、今後受信するメールには、freee取引作成/Conohaのラベルが付与されます。
次回は…
このようにGmailのラベルによるフィルタリングは、簡単にできてしまいます。GASで同じことをしようとすると結構複雑なスクリプトを書くことになるので、ここはGmailの機能を存分に利用しましょう。
次回以降は、特定のラベルがついたメールのみをGASで取得し、その内容を解析してfreee取引を作成する方法を紹介します。
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