構造のなかの専門性
20年近く界隈の仕事をしていますが、未だにソーシャルワーカーが何なのか分からずにいます。
概念なのか
哲学なのか
言霊なのか
シンボルやキーワード的な何かなのか
まるで雲を掴むかのような感覚なのです。
なんてんだろ?
私のなかで、社会福祉士や、精神保健福祉士の有資格者だから必然的にソーシャルワーカーではないと思っていて、有資格者とは、法により構造化された仕組み(社会保障)をせっせこ機能させてる玄人さんなんですよねw
なので、ソーシャルワーカー?と名乗る関係者はいても、「え?」としか内心思ったことがないです。
たぶん私のなかのソーシャルワーカー像が、病院・福祉施設・行政にはいない実践家を指しているのだと思うのです。
福祉専門職だからソーシャルワーカーではなく、もっと差し込んでいうならグローバル定義とか福祉の倫理観とか全く関係なく、社会と人の流れや仕組みをアレコレとデザインして調整して生み出すなど、創造的で戦略的な実践家を指すのではないか?と思っています。
仮にそうなら、現段階のソーシャルワーカー養成とは別畑の視点や価値観が必要になるのではないかと思うのです。
今日はここまで!