【18日目】ゆりのらぶろぐ♡/20241023

①納棺式

祖父の納棺式だった。
生きていた頃のままの姿なのにただただ肌は冷たくて。
少し黄ばんでいた。もう血管が細くて入らないから、と言われ足に点滴をされた跡が痛々しかった。

納棺式のあと、遺品整理をしていたら写真の束が。大好きだった祖母の写真、曾祖母と撮った幼い頃の写真。大切なものはジップロックに入れてあり、本当に彼にとって重要なものだったことを感じることができた。

認知症がありながらも祖父は思い出と共に生きていた。
母が幼い頃に着ていた服やバイトの時に来ていた服、そのまま残っていて、今にも昭和時代にタイムスリップしそうな空気感が今でも溢れていた。

24歳の冬、故人を通して本当に素敵な経験をさせてもらったように感じる。

ありがとう、祖父。これからもずっと見守っていて。


以上ゆりのらぶろぐでした

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