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個人の強みを共有する勉強会、「フリスタカレッジ」をご紹介

1.はじめに

こんにちは。Free Standard(以下、フリスタ)エンジニアの李です。
本記事では、私が主宰している社内勉強会「フリスタカレッジ」についてご紹介します。


フリスタカレッジ

2. 勉強会を始めたきっかけ

まず初めにフリスタで勉強会を開催したきっかけをお伝えできればと思います。

スキルアップと生産性向上

以前、弊社の先輩デザイナーに1on1でWebデザインの勉強会をしてもらいました。勉強会ではWebデザインを設計する上での考え方や具体的な技術をレクチャーいただき、ECサイトのディレクションやエンジニアリングを担当する私にとって、業務のクオリティと生産性向上に直結しました。
この経験を通じて、各メンバーの知識をシェアすることで社内全体のスキルアップと生産性向上に繋がるのではと考えるようになったのです。

また、弊社の事業はバリューチェーンが長く「マーケティング」「セールス」「カスタマーサポート」「カスタマーサクセス」「プロダクト開発」「ロジスティクス」など多様な職種が存在する事が特徴です。

大事なのは相互理解

多様な専門性を持つ組織が連動するには、互いを知ることが重要です。だからこそ、勉強会を通して相互理解が深まりチームの連動性が高まるという副次的な効果も期待できると考えました。

3.どのような勉強会をしてきたのか?

これまでに下記のように様々なテーマで勉強会を行ってきました。

  • ECサイト経営とECサイト運営のノウハウ

  • 弊社のロジスティクスにおけるボトルネックと未来への展望

  • デザインの歴史と時代を変えたデザイン事例

  • リユース市場の動向と日本リユース市場の特徴

  • 既存リユースビジネスの歴史と弊社ビジネスの優位性

勉強会の様子

特に印象的だったのはデザインの歴史に関する勉強会で取り上げた、ペプシコーラがコーラ市場で地位を築いた戦略の事例です。

コーラ市場では当時から「コカ・コーラ」が最も認知度が高く、売上シェアも最大、一方でペプシの人気がそこまでありませんでした。王者である「コカ・コーラ」に正面からは勝てないと思い、とった戦略の一つが「ボトルキャップ」の発明。デザイナー主導で考え導入された「ボトルキャップ」がきっかけでペプシが大ヒット、またスターウォーズコラボにより世界的大ヒットで断固たる地位を築いたそうです。

この事例共有をきっかけに、勉強会の中で別のメンバーから「弊社サービスにおける“ボトルキャップ”的な付加価値とは何か?」といった提起がされ、そこから様々な議論が活発に行われ、新しいアイデアがたくさん生まれました。
デザイナーにとっては当たり前のナレッジが、異なる視点を持つメンバーにも共有されることで、新たなアイデアが生まれるきっかけになったのです。

私たちは組織のあり方として、ただの「足し算」ではなく「掛け算」の組織を目指したいといつも話しています。それぞれのメンバーがタスクをこなすだけでなく、お互いに刺激し合い、支え合うことで相乗効果を生む組織でありたいと考えています。勉強会は、この目標を実現するためのひとつの施策なのです。

4. 勉強会の運営方針

当社の勉強会は「定例開催をしない」方針で運営しています。
この方針を決めたきっかけは、別の現場で勉強会をしていた際の経験です。当時、月に一回勉強会を行うという運用方針がありましたが、結果的に勉強会を行うこと自体が目的化してしまい、内容が薄くなる傾向があると感じました。
私たちは、勉強会の本来の目的である知識共有やアイデア創出を重視し、メンバーにとって有益だと思えるテーマのみ開催しています。現在は私自身が有用だと思った知見や、関心のあるテーマを選んで開催しています。
結果として月に1回程度の開催ペースとなっていますが笑

5. 最後に

成長・挑戦を続ける組織として、私たちは足し算ではなく掛け算の組織を目指し、今ある事業を成長させるとともに、新たな挑戦にも真剣に取り組んでいきたいと考えています。
今回は勉強会の取り組みをご紹介しましたが、他にも様々な組織施策がございますので、今後の記事で少しずつ紹介していく予定です。

最後に一緒に働く仲間を募集しておりますので、少しでも当社に興味を持って下さった方はお気軽にご連絡いただけると嬉しいです!!
まずは気軽に話してみたいからでも大大大歓迎です。

▼こちらからお気軽にご連絡ください!

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