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子どもとムングダル【簡易レシピあり】

突然の豆リクエスト

うちの小2女子。
「この前の豆のカレーが食べたい」
リクエストを出してきました。

んー“この前”がいつだか覚えてないけど…笑
食べさせたことがあるのはムングダル※だな。

(※トップ画像。皮をむいた緑豆の挽き割りのこと)
(緑豆は「緑豆もやし」のあの豆です)

というわけでサクッとムングダルのスープ(カレー?)を拵えました。

最後に、ざっくりですが作り方載せますね〜


このパターンはヘルプだな

カレー食べたいではなく
あの時の豆、って指定してきたのには
きっと体調か精神面での理由があるはず。

うちの子、時々直感でリクエストしてきます。
そのときは大抵なにかのヘルプの時。

本人は元氣そうだったり自覚がなかったとしても
経験上、身体や心が助けを求めてる時なので
なるべく速やかに対応するように心がけてます。


薬膳から紐解いてみる

緑豆(りょくず、りょくとう)
五性:寒
五味:甘
帰経:心・胃

熱を冷ます(皮の部分)
解毒(豆の部分)
利尿作用
美容効果
精神安定 など。。


うちの子の状況を考えると…
まず「解毒」だろうなぁと。
あとは心の安定と、胃腸がずっと疲れてるっぽいので消化器系の助けかなー。


子どもの感覚を侮るなかれ

大人に比べて子どもは、食へのアンテナがしっかり機能してると感じます。
ただその分、ジャンキーなもので麻痺させられるのも早い。


食べたことがあるものの中から、本能的に欲するものを自覚できるってすごく大切だと思うし、農薬や添加物まみれの食べ物のなかで暮らす現代で、健全に身を守っていくためには欠かせない感覚ですよね。

その子の食へのアンテナは、活かすも殺すも親次第。。
(子どもの食に関わる各方面の大人もね)

本来生き物として備わってる大切な機能を
小さいうちから曇らせちゃいけないなと、自戒も込めて。

身体の声に氣付く、耳を傾けられる状態をキープしていくことは
大人も子どもも一緒に取り組むことが大切かもね!
(そんな講座やワークショップとかもやっていきたい)


お氣軽にムングダルのレシピ

  • ムングダル  カップ1/2

  • ダルを煮るたっぷりのお水(4、5倍量くらい)

  • 塩 適量

  • 玉ねぎ(みじん切り) 半分

  • トマト缶 大さじ3

  • ニンニクと生姜のすりおろし 合わせて大さじ1弱くらい

  • ターメリックパウダー 小さじ1/2

  • ガラムマサラ 小さじ1

  • チリホール 1本(辛くしない時は不要)

  • クミンシード(ホール) 小さじ1〜2

  • 米油 大さじ1〜2

豆を煮ます。
軽く豆を洗い、たっぷりの水と共に鍋に入れて中火〜弱火でコトコト。
水が減ってきたら足し水をしながら20〜30分柔らかく煮る。
(私はまとめて煮て、煮汁と共に冷凍してます。すぐ使えて便利!)

  1. フライパンに油・チリホール・クミンシードを入れて弱火にかける。

  2. クミンがシュワシュワして香りがたったら、ニンニク生姜を加えて青くささがなくなるまで炒める。その後玉ねぎを加え、中火にして炒める。

  3. 玉ねぎがキツネ色になったらトマト缶を加えて、水分を飛ばすように炒める。

  4. トマトに十分に火が通りペースト状になったら火を弱めてパウダースパイスを加える。焦がさないようによく混ぜながらパウダースパイスに火を通す。(1、2分くらい)

  5. ムングダルを煮た鍋に4を加えて混ぜ、お好みの水加減と塩加減にして出来上がり。


炒めたペーストを加えたところ。
この写真の日は青唐辛子でキリッと爽やかな辛さを。

どうやら日本で言う味噌汁的な位置づけらしいです。
なので今回はスープっぽくシャバシャバ仕上げ♪

サラッとスープっぽかったり〜
とろりとポタージュっぽかったり〜
仕上げ方は様々あるようです。

いくつか本を読んだりネットで調べた限りではありますが
正解不正解は無いっぽいな、と解釈してます。
家庭やお店の味それぞれがある感じ。
その時の氣分に合わせて作ればいいのですごく氣楽♪

材料もスーパーで手に入るものばかり。
ムングダルはネットや輸入食品店でも買えます。

シンプルなスパイスと豆の優しい味わいにほっこりしますよ〜
氣になったらこのレシピに関わらずぜひお試しを^^


水分少なめでとろりと作って
あいがけカレーもいい感じ
お肉とはまた違う穀物の満足感♪


最後までお読みくださり
ありがとうございました☆

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