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新時代のウイルス 仕事のチャットが怖い理由とメンタルセット
こんにちは!コンサルタントの深谷信仁です!
「上司からのチャットが怖い」
仕事のチャットコミュニケーションに恐怖を感じる社員がいることをご存知ですか。
チャットストレスの相談は非常に多く、仕事にも悪影響を及ぼしています。
今回は仕事のチャットが怖い原因や理由をお伝えします。気づきはコメント欄へどうぞ。
仕事のチャットが怖いと感じる人は存在する
仕事に限らずチャットが怖いと感じる人はいます。文字テキストだけのコミュニケーションは雰囲気や微妙なニュアンスも伝わりにくく、「態度が冷たい」「怒っている」と感じられやすいからです。
特に上司や目上の方とのチャットは気を使います。送信前に何度も文章を書き直したり、過去の履歴から「変なこと言ってないよな?」と考え込む人もいます。
まず「チャットで恐怖を感じる人はいる」という事実を知ってください。それだけで「自分だけではなかった」と『気持ち』が少し楽になるはずです。
そもそも『怖い』とは
怖いとはなんでしょう。人間なら誰しも持っている感情です。どのような場面・出来事・状況で生まれる感情なのでしょうか。
新しい環境やチームに初めて加わる時
難しいプロジェクトを任された時
ミーティングで発言する時
ミスをした時
競争に負けそうな時
期待やプレッシャーをかけられた時
etc
「怖い」と感じる要因は人によって異なりますが、3つの点から考察していきます。
1、先行きが不透明
人間は未知のもの、予測できない出来事に直面したとき、自然と恐怖を感じます。これは、人間の根底にある不確実性と、自分たちの限界に対する深い認識から来るものです。
『恐怖と不安の違い』
デンマークの哲学者キルケゴールは不安の対象は「無(む)」であると言っています。これは日常的な言葉でいえば「何となく不安だ」ということです。あれやこれやの出来事によって不安になるのではなく、じつは何でもないこと(無)が人を不安にさせるのです。
2、コントロールの欠如
人間は自分の人生や周囲の環境をコントロールしたいという欲求を持っています。しかし、コントロールできない現実に直面すると、無力感や恐怖を感じることがあります。
だからこそ老子の説いた『無為自然』、人生の不確かさを受け入れ、流れに身を任せることが大切さと語っているのです。
3、迫り来る存在への脅威
最も根深い原因は、自己の存在やアイデンティティへの脅威です。人間は自分の居場所やアイデンティティを維持することに価値を見出します。それが脅かされると深い恐怖を感じるのです。
チャットが怖いと感じる原因
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こうした悩みを一人で抱え込むと、かえって状況が悪化してしまいます。そんな時は専門家への相談を検討してみてください。専門家と話すことで、自分では気づけなかった視点や解決策を得られる可能性が高まります。また、第三者の意見を聞くことで、冷静に状況を見つめ直すことができ、結果としてメンタル安定にもつながります。
まずは気軽に相談を申し込んでみることをお勧めします。
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最後に「チャットが怖い」と感じるフレーズ5選をお伝えします。
このフレーズが出てきたら「自哲が言ってた言葉だ」と思い出してネタにしてください。
怖いチャットフレーズ5選
「りょうかい」:短くて返事は早いが、淡々として"何か"を省略しているように感じさせる。「ありがとう」「宜しくお願いします」など一言添えましょう。
「あとで時間ある?」:要件が不明なので不安や緊張を引き起こす可能性がある。「プロジェクト進捗の件で後で時間あるかな?」と目的や要件を伝えましょう。
「すぐにおねがい」:怒っている印象を与えます。「すぐ」が曖昧です。いつまでか、具体的な言葉が必要です。
「しっかりして」:相手を突き放す冷たい印象を与えます。「しっかり」が曖昧です。
「いえ、違います」:何が違うのか理由が不明で、不安や恐怖を感じさせる。理由を述べましょう。