キャリアの哲学
こんにちは!外務省出身-コンサルタントの深谷信仁です!
今回は私の商売であるキャリアの哲学をお伝えします。
人材エージェントとは人材と企業の間に位置する第3の目である。
意味を順を追って説明します。
人材の意味
まず「人材」を分解して考えます。
「人」は人間の「人」、材は資材や材料などの「材」。つまり生物としての人間要素が50%と材料としての要素50%が合わさったのが、社会における人材と考えています。
これは感性的な部分と論理的な部分の2種類が存在してると言えます。
エージェントの意味
エージェントは日本語訳すると「代理店や仲介人」または「スパイ(工作員)」の意味合いもあります。これは企業の代わりに人材をスカウトしてくる役目であることを指します。
ここで重要なのは「企業」とは何かです。「企業とは、共同の目的目標を持つ人々の集合体である」と考えています。
つまり企業の真の目的や目標を知り、合致する想いを持っている人材を目覚めせていく役割がエージェントになるのです。
重要な理由
なぜ人材エージェントが重要なのか。
お互いの本音を知っているからです。
企業が求人や面接でいくら情報を出したところで、結局本音は分かりません。
人材もいくら自己主張PRしたところで本音は分かりません。
しかし、人材エージェントは敵でも味方でもない第3の目(哲学用語では中庸とも言い換えられます)を持っているからこそ、お互いの本音を引き出すことができるのです。
「中庸」の考え方はこちらの記事が参考になります。
人材エージェントの考え方マインド
誠実な姿勢:
候補者とクライアントの双方に対して、常に誠実で透明度の高い情報提供を行い、公平な取引を維持すること。
社会的責任感:
単に利益を追求するだけでなく、社会全体の調和を考慮し、最適な雇用環境を作り出すための努力を惜しまないこと。
人材教育と育成:
候補者のスキルアップとキャリア成長をサポートするための教育プログラムやトレーニングの機会を提供すること。
社会的・倫理的リーダーシップ:
社会的・倫理的リーダーシップを発揮し、他のエージェントや業界全体に対して模範となる行動をとること。
継続的な学び:
自らの業務プロセスやサービスに対するフィードバックを積極的に取り入れ、常に最高のサービスを提供する姿勢を持ち続けること。
人材エージェントの技術スキル
共感するコミュニケーションスキル:
クライアントと人材のニーズを正確に理解し、明確かつ効果的な情報にして伝える力が求められます。
深い洞察力:
業界動向や労働市場の最新情報を常に把握し、適切なアドバイスと戦略を提供できること。
パーソナライズド・サービス:
クライアントや求職者一人ひとりのニーズや背景を理解し、個別に対応する柔軟性と細やかな配慮が必要です。
テクノロジーの活用:
最新のリクルーティング技術やAIツールを効果的に活用し、効率的で精度の高いマッチングを実現する力。
文化的理解と感受性:
多様なバックグラウンドや価値観を持つ人材やクライアントに対して、理解と敬意を持って接する力。
人材エージェントに限らず、自分の仕事には誇ちたいですよね。今よりも更に仕事に誇りを持ちたい方はこちらの記事もご覧ください。