貯蓄と片付けと体重に共通するカオス
答えは「ためる」という行為をするかどうかです。
自己管理力が全てにおいて試されます。
「太っている人」=「貯金が少ない人」=「部屋が汚い人」
勝間和代さんの本「ロジカル家事」を途中まで読みました。ここからのインスピレーションを受けたのが、本投稿です。
貯金は収入-支出なので、収入<支出では貯金が減る一方です。
太るという行為を分解すると、摂取カロリー>消費カロリーでカロリーが蓄積されて太るということになります。
部屋が汚れるのも分解すると、部屋が汚くなるスピード>部屋を片付けるスピードということです。理系の人はエントロピー変化であらわしたりします。エントロピーが大きいと部屋が汚くなります。
エントロピーの法則と能動的自己管理の必要性
私は理系出身ではありますが、文系脳であるためイマイチ解説できていないかもしれませんが、前述したエントロピーは大きくなると拡散していき、いわゆる無秩序な状態になります。本当の意味でのカオスです。ある物理学者は「自然界は何もしないでいると無秩序に向かう」と述べていました。つまるところ、受動的に過ごすとダラけた生活になってしまうということです。エントロピーは小さくなると秩序がもたらされます。
つまり、ある程度はだらけていく己に克つ必要性があります。
どの程度、だらけなければいいのか?
私もものぐさな人間であるため、毎日投稿を続けると意気込みましたが、書くことが思いつきませんでした。まぁ、ブログなどは減ることはないのですが、、、
ダイエットに関しては、消費カロリーが供給カロリーを上回っていれば、理論上は痩せていくはずです。ただし、痩せれば痩せるほど、体の表面積が小さくなるため、皮膚面積が小さくなります。また、体の体積も減ります。体を維持するエネルギーが小さくなるため、痩せにくくなっていきます。
貯金で例えると、結婚して子供が増えると、必要な支出が増えていくので、若い頃と同じような生活を続け、収入<支出となれば貯金が減っていくのとよく似ている気がします。
ある程度、将来を見越した上で、理想的な体重や貯蓄の目標、それからどのくらいの期間でそうなるのか?というのがあった上で、消費カロリー>摂取カロリー、収入>支出を目指せばこちらは言うは易く行うは難しですが、理論上はできるはずです。
おすすめは、貯金の場合は、強制的に収入の1割を引き出せない、貯金や投資をすることです。これなら強制的に貯金ができ、身の丈にあった生活ができます。
ダイエットの場合は、強制的に消費カロリーを増やすために運動させられるように身を置く、たとえば、田舎に住んで車を使わないと決めるなどするか、強制的に支出カロリーを減らすようにする。たとえば、断食合宿に参加するなどがあげられます。
部屋をきれいに保つには、時間軸は必要ありませんが、空間軸が必要です。そもそも住む空間を小さくしてしまう、あるいは必要無いものや使わないものは売るなり譲るなりしてしまいましょう。その上で、汚れるスピード<片付けるスピードにしてしまえば、時間経過とともにきれいになるはずです。