映画『トランスフォーマー』シリーズを雑に語る。
お久しぶりフラペンタです。
研究生活の多忙さからこんな期間が空いてました。毎日更新してたの懐かしい……。
今日は勉強の合間を縫って映画『トランスフォーマー』シリーズを想い出とともに雑に語ろうかと思います。
当時の映像革命とされており、また、僕の映画好きの原点でもあります。
なぜこの話をしようと思ったかというと、先日スピンオフ『バンブルビー』を観て、一応実写を制覇したからです。言い忘れてたけど、アニメーションのほうは今回は話に出ません。あと、ガッツリネタバレありなので未見の方は注意。
ではいきましょうか。
はじめに(ランキング)
まずは、フラペンタ的トランスフォーマーシリーズランキングを載せたいと思います。全6作ですね。この通りです。
1位 ダークサイドムーン
2位 リベンジ
3位 一作目
4位 バンブルビー
5位 最後の騎士王
6位 ロストエイジ
好き度って当時の自分にどのくらい刺さるかなんですけど、なんとなく趣向がこのランキングで見えてきてるんですよね。それは、ちゃんと乗り物から変形してて、それをいかに魅せてくれるかどうかなんですよね~。まあ、まだ序盤なのでこれから詳しく個々の雑語りをしてこうと思います。
1.トランスフォーマー
2007年公開ですね。これはまだ映画館では観てなかったです。小学生だよ……。おぼろげな記憶だけど、同時期にナイトミュージアムがやっていて、迷いながらナイトミュージアムを観に行ったような気がします。もちろんナイトミュージアム面白かったんだけど、当時これ観に行ってたら、感動と興奮のあまり本当にトランスフォーマーフリークになっていたかもしれない。(現に映画館では観なくともDVDを借りまくっていたが)
今や懐かしいサムとバンブルビーの出会いが描かれています。サムの物語が好きだから前3部作が好きという人も見かけますね。僕も前3部作のほうが好きです。自分は上記の通り違う理由だけど、やっぱサムは弱々しい少年だけど覚悟を決める感じのいいキャラしてるから入り込みやすい。サムウィトウィッキー好きです。
1作目はディセプティコンの変形シーンが秀でてると思うんですよ。ニューヨークの狭い路地戦というのもありますが、戦場目線での間近な変形シーンが脅威を際立ててます。
あとね、1作目アイアンハイドがバチクソかっこよすぎる笑 思わず笑ってしまうくらいに。
こことかね!笑 スローのところかっこよすぎる。女の人が叫びながら映し出される大砲アクロバティックのシーンもやばい。間違いなく今作のMVPは彼でしょう。
2.トランスフォーマー リベンジ
2009年公開。初めて映画館でトランスフォーマーを観ました。映画好きの始まりです。当時は3D映画の時代が始まろうとしてたと思います。リベンジでは地元では3Dやってなかったんですけど、都会ではやってるところも出てきてて、いいな~と唇かみしめながらニュース見てました……笑
2作目は映像がさらに格段に上がりましたね。1作目がでた2007年時点でもすごかったけど、なんかまだもっさり感がありましたよね? 僕だけかもしれないけど、映像に砂がかぶってる感じというか、今となっては鮮明さにはやや欠ける茶色い映像でした。しかし2作目からはもうすごいです。以降の作品はもう文句付け所ないでしょう。まあ、マイケルベイが本当に爆発させてるってのも映像の迫力に磨きをかけてますよね。ある意味実写を重んじるノーランと近しいかもしれないです。
また、今作はオプティマスプライムが光ってましたね。まあストーリーも最後のプライムが重要だしね。最終決戦のジェットファイアおじさまとの合体技、燃えますね^^だがやはり一番好きなのは林の中での戦闘シーン!!
ここ、オプティマスがディセプティコンなみに口悪くて笑ってしまう。オプティマスの強みは暴言だ。1vs3ですからねこれ。そんな中、スタースクリームの腕ぶち切ってヘリ敵の頭引き裂く荒業。そして「ガラクタメガ……」と吐き捨てる。言葉にするとなお残虐性が増す正義の味方。本当にこいつ味方か……?(多分あなたもガラクタですよねとか言った際には顔が真っ二つに引き裂かれてると思う。気をつけようね)
そういや、スタースクリーム今作から声高くなってるんだよね。ごますり役には適してるというか、1作目そんなごますってなかっただろ!強キャラ感でてただろ!とまあこんな感じで突っ込みながら見れるのもこのシリーズの醍醐味ではあるよ。
あと最初のサイドスワイプが味方とは思えない言動で混乱したのは覚えてる。僕だけかも。序盤から車真っ二つですよ? オートボットもディセプティコンもどっちもどっt
3.トランスフォーマー ダークサイドムーン
2011年公開です。当時は東日本大震災の影響で計画停電が行われていて、映画館行けば涼しいよ!的なことを本作のCMで流していたのを覚えています。ということは夏公開でしたね、うん。
フラペンタ的に最高傑作である本作。正直思い出補正がだいぶある気がする。これは初めてトランスフォーマーを3Dで観た作品となります。もうね、感動しすぎてやばかった。特にやばかったのがサウンドウェーブが僕ら視点に向かってエネルギー弾撃ってくるシーン。避けそうになったあれ。本当にすごいわあれ(語彙力)ちなみに家電量販店でやってたときがあって、本編全部観てしまったときがありました。
どこから語ろうと思ったときに、パッと思いついたのは……まずはこの最高傑作、予告がかっこよすぎるんですよ。
音楽かっこいい。この侵略が始まる感じがたまらないよ。予告の時点で勝ちが約束されてたといっても過言ではない。未だに全予告のなかで1位です。ピカイチ。(ちなみに2位はソーラグナロクのレッドツェッペリンの予告で、3位はマン・オブ・スティールのyou are not alone トレイラーです。最近は予告全然観てないから更新ないですね……)
また、今回は前2作と比べるとシリアスでした。なので初見ちょっと怖かったです。人が骨になって死ぬのをシリーズで初めて直接的に描写していて、「え……死んでる、怖い」となってました。ただそれも相まってサムの勇敢さが一際出ていて、めっちゃサム応援してました。たまらんぜよ。
キャストはミーガン・フォックスから変わってしまいましたね。僕はあまり気にならなかったけど、変わったのが気に食わない勢力がいたのを記憶してます。まあ、スピルバーグのこと野蛮人とか言っちゃったし、すげえとは思うよ。何があったんすかね……。
それはさておき、本作のお気に入りトランスフォーマーはショックウェーブ!全トランスフォーマーの中で一番好き。かっこよすぎる。まあこいつもトランスフォームしてないんだけど、かっこいいからよし(陶酔)現れるシーンから強キャラだし、右腕の巨大銃の装填が癖に刺さる。
とはいえ、残念なことも。と言っても、これは3部作の最終作品の宿命でもあるのですが、これまで戦ってきたやつらが死んでしまうんですよね。ショックウェーブが死ぬのはショックだったし、何気にかなりきつかったのはスタースクリームとメガトロンが死んじゃうところだよね……。3作目を観て、初めて敵味方関係なく興奮してたんだなって気づいたのよ。皆かっこよかったから、それだけ死ぬのが辛かったです。メガトロンが首もぎ取られるシーンすごい悲しくなかった?笑 てかね、人間もトランスフォーマーも直接的に死ぬ描写が目立ちましたね、この作品は。アイアンハイドは……まさかあそこで死ぬとはね、思いもしなかった。死ぬ前の戦闘が過去一に迫る勢いでかっこよかったから、残念でならない。サイドスワイプとのタッグめちゃよかったなぁ。
ちなみに本作もツッコミどころはあって、上記の弾撃ってくるシーンとかよくみると悪役の人が動きに見合ってなかったりするのよね笑 あとは高速道路での戦闘シーンで看板が倒れてその坂道で飛んだときに変形するシーン。看板の向きおかしすぎるんよな。これもそのシーン見ればすぐわかると思います。メガトロンの休戦協定のシーンに関しては、もう言うまでもないでしょう()
あと個人的になによりのツッコミどころはフランシス・マクドーマンドが出てることなんですよね。なんでこんな脳筋に近い映画にいるんだこの人は。いつになっても不思議です。今年もオスカー獲っちゃったし。すげえよ。さらに謎深まったよ。おめでと^^
4.トランスフォーマー ロストエイジ
2014年だったっけ?これ(ここからあやふや)
キャストは一新され、装いを新たに発進した新作。ここからサム好きには辛いストーリーですね。もう出てこないもん。(実は次の作品で一応出るが……)
この作品からのトランスフォーマーは僕も辛いのであまり語ることはないな……。ベイさん何考えてるのか知らんけど、過去作のキャラ無下にしすぎなのよ。あとバンブルビー若干気性荒いし。別にリブートじゃないんだしキャラ変は勘弁だった。人間のキャストはまあそんな悪くはなかったと思う。マーク・ウォールバーグは普通に好きだし、今やミッドサマーで有名なジャック・レイナー。あとはスタンリー・トゥッチか。この人意外と出てるよね色んな作品。ターミナルとか。あとキングスマン(有名な人違い)
んで、この作品の一番許せないところはトランスフォーミウムの存在です。これがトランスフォーマーというジャンルの魅力を半減、いや、激減させていると言っても過言ではない。だって、トランスフォーマーって車から変形するガチャガチャしてる感じが一番の魅力でしょ!?なに簡略化させちゃってんのよ。機械音出さない変形は見たいと思わないし、何よりリアリティから遠ざかってるのが良くないと思う。前三部作の変形はもしかしてこうやって変形するのかも……?という風に劇場をあとにした街中の車、ましてや帰りに家族で乗っている車に対して想像ができる、現実とリンクできるものだったのです。現実にまで楽しみを付与するのが最高の映画体験だと思ってるんだけど、トランスフォーミウムでの変形はもうトランスフォーマー界の禁忌でしょ。何もリンクしない。変形のガチャガチャ感を楽しみにしていた僕にとって大いに悲しかったですよ!以上!
ポスター見てて思ったけど、人間により近づいたトランスフォーマーたちの造形はかなり好きですね。前三部作より好きだな造形に関しては。かっこいいわ。恐竜たちにはあまり魅力感じてないですね。特に思うことなし。
そして4作目からクライマックスの戦闘もあまりかっこよくないかなと。道中のハイウェイ戦とかは全然かっこいいんだけど、恐竜たち出てきたあたりからうーんといった感じ。一昔前のベイさんだったら、サムライのオートボットが敵をぶった切るときスロー使ってかっこよく決めてたんじゃないかなとも思ったり。過去作よりひねりがなくなったな。
まあそんなこんなで文句言ってきたけど、文句言ってると不思議とまた観たくなってきましたわ。なんでぇ?
5.トランスフォーマー 最後の騎士王
2017年くらいに公開だった気がする。東京のバカでかいIMAX3Dで観ました。そういや人いっぱいいたな。コロナなんて存在をまだ知らなかった時代だ。
肝心の本作はというと、ついにただのロボット大戦になってしまった。トランスフォーミウムで散々文句を言った挙げ句、出された答えは「変形しない」でした。おいおい。妥協にもほどがあるだろう。相席食堂だったら確実に「ちょっと待てぃ!」してるからな。一時停止したかったよ、劇場で。
語弊があるかもなので補足すると、この作品ほとんど変形シーンを見せないんですよね。変形はしてるんだけど、そこを映さないんです。一応バンブルビーは序盤で変形してましたが、あれはいまいちよくわからん変形でした。変な変形です。ベイさん飽きてますねこれ。
ロストエイジのところでサラッと言ったけど、サムがほんのちょっとだけ言及されます。あのボサボサ髪のネットネームで言及されてたりと、1作目が懐かしいですね~サム応援隊歓喜~……んな!!?
サム、もう死んでるの……?
サム応援隊落胆に違いない。ま、まあ、一応世界観が前三部作とリンクしてることがさらにわかったしよしよし……っておい。オートボットども。お前らサムについて色々知ってるだろ。話せよ。おいビー。元主のことについて一言も喋らないじゃないか(意味深)話せ!忘れるな!サムについて言及しろ!(過激派)
てな感じでね~。今度は人間側を無下にしてきましたよベイさん。あっでもよくよく考えたらサム知ってるやつオプティマスとビーしか生き残ってねえ……。無下にしすぎやろお前ら。メガトロン様はスタースクリームのこと忘れねえからな。あゝ、非情。
……もしかしたら5作目のほうが最下位かもしれんな()
唯一1回しか観ていないので、ストーリーに齟齬があったらすまん。
ここまでが本編の雑語りということで。前三部作が偉大すぎるというか、世代なのかもしれないな。幻想に頭を使いまくる年代にちょうどぶちあたったから、思い出補正がかなりありそう。
そして、あとは最近観たスピンオフです。
6.バンブルビー
これは何年公開なんだろうか。劇場では観ていないけど、2019年あたりかな。もう大学生だったこのときは。一人で映画館に行き始めています。そのときにポスターがありましたな~なつかしい。
この作品はスピンオフで、本編とは話の整合が合ってませんでしたね。スピンオフなので言ってしまえばそこらへんはある程度許されるわけですけどね。
本編はというと、意外と良かった。ここまで雑語りを読んでくれればわかると思いますが、ちゃんと変形シーンを見せてくれたからです。それがあればいいんです。だってトランスフォーマー【変形するやつ】だから。サイバトロン星でしたっけ、故郷の戦闘シーンなかなかいいですよね。この作品のトランスフォーマーたちは過去作よりアニメに寄った造形になってるのですが、これはこれでありかなと。やっぱり惹かれるのが戦闘機とか空系の乗り物の変形シーンですね。てか結構変形シーン多くて、割と満足度高めでした。
でも話はまじで本編と同レベルのスカスカ具合で笑ってしまった。飛び込みやってた設定とかかなり後付け感あったけど、まあ愛着のわく人々で悪くはなかったと思う。サムは出てきません。
サムは出てきません。(大事)
ビーは相変わらずです。
こんな感じで今回は『トランスフォーマー』シリーズについて雑語ってみました。思い出が蘇ってきて楽しくなってしまい、軽く短編書けるレベルの文章量になってしまいました笑 それほど魅力のある作品です。書いてたらまた観たくなってきました。移動のお供にでも観ようと思います。あなたもゴールデンウィークのお供に脳筋映画いかが……?^^