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たくさん本を読めるコツはありますか?

こんにちは。あさこです。
今日はご質問がありましたのでそのことについて書いていこうと思います。
※ご質問は、コメントまたはInstagram DMでいただけますと助かります。

Q)あさこさん、こんにちは。いつも拝見しています。気楽に読む方法から自分が置かれた状況に関するアドバイスのある記事まで、幅広く書いていただいて参考になります。
今日は質問があって DMしました。現在ライターの副業をしていて、これから先一本立ちをしたいと思い勉強をしています。(個人的な部分は割愛させていただきます)
あさこさんはとても幅広いジャンルに及ぶ本を毎日3冊は読まれておられると思いますが、早く読むことができない人でも、様々なジャンルの本を読みこなす方法はありますか?
もし気軽にできそうなことがあったら教えてもらえませんか?よろしくお願いいたします。

DMでのやり取りより

ということでした。
DMでたくさんご自分のことも伝えてきてくださったので、ブックワンダー体験セッションをお勧めさせていただきました。実際はセッションの中で深くお話をさせていただきながら課題を洗い出すところまで行ったのですが、この質問の回答がみなさんにも役立ちそうだと感じましたのでシェアしたいと思いました。

その前に読み進める上で二つの前提条件を整えておきましょう。

まず、私の変態的読書量についてですが、これは好きで好きでたまらなくてやっていることなので量を読めるからすごいということでは決してないということを念頭に置いて読み進めてくださいませ。実際の読書量(冊数)がすごいかどうかということよりも、あなた自身がその本から一行でもいいので何かを得られて実生活に活かせたかどうか、ということが重要になります。

同じように、早く読むことがすごいわけでも、転写して読むフォトリーディングがすごいわけでもなんでもありません。結構こういうところに誤解がみなさんあるというか「すごい」という言葉に誤魔化されてしまってるところがあるんです。

そもそも、日本語の本が読めるという点が世界中を見てもどれだけ素晴らしいことかということに気がついていないと、量とか短時間であるとかという数値にやられてしまうんですね。日本語の本が読めるということは本当に素晴らしいことなので、二つ目の前提として覚えて読み進めておいてください。

実は、様々な分野の本を数多く読み、自分の学びとしていくためには、速読や斜め読み・転写リーディング(フォトリーディング)などの実力をつける必要性は全くありません。

ではどうしたらできるようになるのかというと

並行読みをする

ということで確実に読みこなせるようになっていきます。ではここでいう並行読みというのはどういうやり方なのかをお伝えしていきますね。私の提唱する並行読みの技術はどなたでもできる簡単なことですので安心して読み進めてください。正、先ほどの二つの条件、読む量や読む速さに関する数字の大小にこだわらないでくださいね😆

①本を読む場所を決める

読書がなかなか進まないという人の特徴をブックワンダーセッションで紐解いていくと、出てくるのが読む場所、つまり環境の問題が左右していることがとても大きかったように思います。なので、並行読みをして自分の学びを深めていきたい方は、読書に適した場所を選んでください。選ぶということは決めるということなので、それ以外の場所(環境)では読まないという決断も必要になります。

この時、場所というのは「本と自分がマンツーマンになれる」という条件で選んでください。物理的に1人きりでなくてもいいですよ。例えば通勤ん電車で座れるのであればその車中、会社のランチタイムや帰宅前にカフェに寄ることができるならカフェ、自宅であれば、リビングのソファ、ダイニングテーブル、書斎や自室があるならその空間で、ととにかく本に集中できる環境を選びましょう。

中には、入浴中にとか、トイレの個室でという方もいらっしゃるかもしれませんので、ご自分が本とマンツーマンになれる場所という意味なので、気になさらずにその場所を決めてください。

この「本とマンツーマンになれる」場所は、1箇所でなくてもいいです。通勤時、ランチタイム、カフェでの休憩時間、トイレ、入浴時いずれもあなたが本当一対一になれる環境をいくつか持っているのが良いと思います。

②読む場所によって読むジャンルを決める

読む場所が決まったら次に、その場所で読む本のジャンルを決めましょう。例えば、通勤時間帯、立って読める本は電子書籍か文庫本が良いでしょう。文庫本といえば、ミステリーや古典に代表される文学作品が思いつく方も多いと思います。

古典も現代文学も様々な取材を繰り返したのちに、その作家が専門的に書いていくものなので実は小説と侮るなかれ!たくさんの現実、生き方、考え方、言葉遣いを学ぶことができるのです。

こうしたものは、時間制限がある環境で読むのが望ましい。これが寝室で読もうとすると、どハマりした時に夜眠れずに読みつづけてしまいます!!翌日の予定に支障が出るのはあまり歓迎できませんよね?😆

なので区切りがどうしても発生する環境では小説や文学などを読むと良いでしょう。

入浴やトイレの使用時はライトな雑誌やムック本などを。防水ケースに入れたKindleなども活用できますね。

リビングやダイニングでは趣味の本(スポーツや釣り、キャンプ、音楽、楽器など)や実用書(料理やものづくり、園芸、DIYなど)の本を。家族と一緒に過ごす場所というイメージで選んでもらうといいかもしれません。

そして自分の空間(書斎や自室、事務所)などではがっつりビジネスや哲学の本を。

といった具合に、あなたの環境に合わせて、あらかじめ読むべきジャンルを決定しておきます。

③1日の中で読み分けていく

朝の通勤電車ではバッグに入っている文庫本でミステリーやベストセラーなどを読んでいき、ランチタイムは1人で外に出て哲学書やビジネス書を、帰りの通勤電車ではまた文庫本を読んで、自宅に帰ってきてリビングでは雑誌をめくり、家族やパートナーと一緒にファッションの話をしたり、映画の話をしたりする。自室に戻っての1人時間にはこれから取り入れたいスキルの本やビジネス書を手に取り、自分の理解を深める時間にする。

などという具合に、3つのステップで、場所、ジャンル、時間帯によって読み分けをしていきます。

そうやって毎日、少しずつでいいので読み進めてみる。
一冊の本が他の本の内容と勝手にリンクし出すこともあるし、他の本で理解できなかったことがなぜだか全く関係のないように見える雑誌を見ているときに閃きのように理解できることも起きたり、反応は人それぞれ個人差がありますがそのようになぜだか関連性が深まって理解ができていくようなことが起きていきます。

電車の中で寝ちゃうこともあるだろうし、家に帰っても手が伸びないことがあるかもしれません。でもそれでいいんです。毎日そうだと困るけれど、全部の本を毎日読めなくたっていいじゃないですか。

そうやって部分的にすることで、読む習慣が出来上がっていく。まずはここを目指してもらうといいと思います。

そしてどうしても入ってこない本、読み進められない本はあなたに合っていないか、まだちょっと読む時期が早かった本。いったん棚に戻したりして、別の本を加えてもいてください。

そうしながら少しずつ少しずつ、あなたの読書を深めていってくださいね^^

語彙が増えて造詣が深丸ことであなたの魅力が高まっていくのは確実です^^

自分がどんな本を読んだらわからないっていう人、今まで読んだ本がなぜダメだったのかわからない人はぜひブックワンダー体験セッションを受けてみてね^^

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asaco@人生に効く旅と読書の処方箋
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