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女性の起業にこそ読書③

さて、先日の女性の起業家にこそ読書②が結構いろんな方面からの反応がありましたので、今日はその第三弾をお届けしようと思います。こんにちは。あさこです😄

女性の起業家に物事をお伝えするときに、欠かすことができないのは「自尊心」にまつわる戦いのことです。男尊女卑や女性軽視との関係性も非常に強く、どの方も例外なく無意識に知らぬ間に発生してしまっている場合が多いです。

他愛のないことでもそうですが、女性は無意識に何かを引っ掛ける極が男性より鋭い。これをオンナノカンと呼ぶことがあるようです。そのオンナノカンというのは実は「自尊心が引っかかっている」という大きなテーマであることが特徴的です。これは恋愛の時には相手の男性の浮気の発見だったり、ビジネスにおいては男性に合わせすぎてしまったり、“no”と言えないまま合わせてあげていたら、なんだか明確ではないけれどモヤっとする結果、微妙にしんどい感じの出来事が重なった、などということが分かるようになっているのだと思います。

そんな出来事が起きた時、重なってもやっとしている時、はっきりしない状態を打破したい時こそ、読書がとても役に立ち、その知恵があなたの中にあるかないかによって、大きく結果を左右する助けとなってくれると考えています。だからぜひ女性起業家や経営者とお付き合いのある男性にもちゃんと理解しておいて欲しいなあと思うことでもあります。

男性も女性も良い意味で「自尊心」を使えるようになって、悪い意味での「自尊心」にまつわる怒りの戦いを終わらせられると、いろんなことがもっともっと世の中を良くしていけるようになるし、何よりも互いに自由で楽ちんな方向性に進んでいくことができるようになります。

まあ、最終的にはフェミニズムというか、女性がこれからうまくいく方法にもつながる読書の話をしてみたいと思います。長くなったら④・⑤となるかもしれません。その場合は引き続き読んでやってください。よろしくどうぞ。(この時点で前置き長すぎ!🤣)


①なぜ?に敏感だけれど、なぜ?を飲み込む女性たち

過去の私自身も含め、女性全体に言えることかもしれませんが、「あれ?これってさ??」「なぜ??」「それって、どうしてもそうじゃなくちゃいけないのかな??」などと疑問を持った時に、その疑問を飲み込んでしまうことが多くあるのが女性です。

そういう小さな疑問や違和感を飲み込むことで女性の体は何かを確実に溜め込むようになります。むくみだったり、脂肪だったり、食欲だったり、未消化の食物だったり、老廃物って言われるような物をはじめ、心の澱っていうのが一番溜まってこれこそがとにかく体に悪い!!んです。

昔、私はリラックスマッサージやエネルギーヒーリングなどの施術もお仕事としてさせていただいたのでその時にこのことを発見しましたし、私自身にも負荷がかかって心の澱が溜まっていると気にはどこか不調を訴える、不具合が生じていくことが多かったです。

そして、「なんで?」というか「これってどっから来たんだ??」という自問自答が始まりました。

初めは、マッサージやヒーリングのセッションの後に体がこわばったり、ちょっと頑張り過ぎたかな?って思う時には翌日起き上がれずに1日眠り続けてしまったことなどがありました。それでもあれれ?なんかもらってしまったかな?ネガティブな気みたいなもの??程度にしか考えていなかったのですが、日記を書くことが習慣だったことから見えてきたことは「どうやらこの不調はなんとなくではなくて、明確な原因がありそうだな」「どこかで自分が相当大きな引っ掛かりを持っているのに、なぜか無視しようとしている私がいないかな?」と感じるようになっていきました。

そこには「自尊心の問題」が隠れている場合が多かったように思います。なんとなく気になり続けていても、職場やお客様にそんなことは言ったらいけない、反論してはいけない、その場の混乱や迷惑を考えて言えないでいることが多くあるということに気がつき始めたのです。そして、多数の女性の起業家(志望者も含む)と出会っていくうちにその悩みがある程度共通であることが見えてきました。

いつからか、どこからか、何からか、溜まってしまっていた「自尊心の問題」を刺激してた何か?がモヤっとしれっとどこかに溜まっていた。こういうことが起こり始めると女性の体はとても顕著に反応を起こす。摂食障害、アルコール依存はじめの嗜好品の依存、セックス依存恋愛依存なども反応として一つの形に出てきます。

②女の敵は女?それって本当?

そんな状態だったので、私は「女の敵はやっぱり女か」という定番の思い込みで自分を解放しようとしました。これ、多くの女性がやってしまうことの一つです。でも実際はどうなんだろう?と思うことが個人面談(セッション)を10年以上やってきた今となっては疑問の方が大きいです。

もちろん、恋愛であれば恋敵は同性の方が多いと思うのですが(最近はジェンダーの違いが明るく示せる方向に多少向いたことによって一概にはそうも言えないかもしれませんね)、ビジネスにおいてはどうなんでしょうか?

正直に言って、ビジネスにおいて女の敵は男であるとはっきりと言えるなあという実体験と検証を持って分かったかなと思います。

男の人が敵って決めつけなくてもいいんじゃない?というご意見がいっぱい囁かれそうですが、問題は男性であることではなくて「男性が無意識に持ち続けていて無意識に女性に対してやっている思考の傾向(つまり・・・なんらかのマウンティング)」が女性起業家の敵だなと考えているのです。

そしてもう一つ、そのような対応をさせてしまう我々女性側にも難あり!と言わざるを得ないなって思っているのです。

③男性の元ではうまくいかない女性たち

なぜそんな傾向に気がついてしまったかというと、あまりにも多くのコミュニティビジネスにおいて男性頂点という形式が多いからなのです。それは決して全てが悪いということではなくて、否定がしたいわけでもありません。良い面もたくさんあるにはあるのですが、そこに馴染めない女性起業家も存在するっていうことがもっと明るみに出るといいなと感じているのです。

世の中の歴史をザックリ捉えてみると、本当に世の中の一次情報のほとんどを男性が形成し広めます。その裏でその情報の基礎を受け取っている担当者が女性であったとしても権威のある男性によって世に指示され広がっていったからです。(例えば、王侯貴族とその神託をおろしていた巫女のような関係と思っていただければわかりやすいでしょうか。)その形式は現代社会においてまだ普通に続いているので、男性優位社会であることは確かなことなのです。

そんな現代には、男性に負けず劣らず、違う視点や角度から物事をよく知り第一次情報を形成できる女性というのが存在します。つまり、男性起点の仕事やマーケティング方式、コミュニティなど、そこではやりにくさを感じている、そこでは生きにくさを感じている、どうにかして自分の良い技術や商品を必要な人に届けたい!という女性の起業家(志望者)は結構いるものだと思っています。

あなたはどうでしょうか?もしあなたが今、そんなやりにくさを感じているのであれば、ぜひここから先、読書によって対抗方法を身につけ、自分が自分を好きになれるような答え「納得解」を持って生きていくことができるようになっていただきたいと思うのです。

④そんな時にだからこそ、本を読む!

男性が優位な状態は、男性のリーダーに女性が群がっているライオン型のビジネス形態は合わないあなたには本当に苦痛を感じる場所です。女性の成績や功績は男性リーダーの功績になり、自分の成績や功績は必ず男性リーダーの下に置かれるからです。そうなると、男性たちの前では誰がいくら稼ぎ出しているかや、どれだけのコミュニティを持っているのか、リーダーのコミュニティをどれくらい手伝えているのかなのどの女性同士のマウンティングが起こっていきます。もちろんアグレッシブなあなたは、そこにいても心地が良くうまくライバルを活用してどんどん伸びていくことができるでしょう。そういう女性もとっても素敵だと思います。

しかし、これだと先程「女の敵は女なのか?」の項で書いた恋敵のような状態が出来上がってしまう。自分が稼げていて幸せだったらなんでもないのでは?と感じられるかもしれませんが、その場に自分がいつも存在している以上、そのマウンティングというランキングからは逃れることが非常に難しいです。その見えないモヤっと、まあこんなもんだよねと無理に耐えていることがあなたの心の澱となってどんどん体に蓄積してしまうとしたら、どうでしょうか??

もし、あなたがそのような状態が苦手で、苦しみや辛さを感じていたり、痛みを伴うような症状が出てくるのであれば、もしくはコミュニティでの他者評価や金額以外のことに自分の価値を見出せないような状態になったら、自分の個性と伸ばすべき対話力、方向性を見つけるためにぜひ読書をぜひ取り入れてほしい!!のです。

なんの本を読めば良いかというと、「女性の起業にこそ読書②」の記事を読んでもらって女流作家ものを探すのも良いですし、ガツンと言い切ってくれているフェニニズムの本などが目が覚めるのでお勧めです。

日本はお隣の韓国の教えほど女性軽視が激しいわけではないと思いますが、無意識な女性軽視はそこかしこにたくさんみられています。日常の中で、あれ?なんでそんな言い方?あれ?それって男性だから女性だからなの?と思う場面は相当あるはずなのです。

そのモヤっとを自ら解決し、自身の考えをしっかり持って生きていくという上で、本を選ぶことができると良いのかなと思います。

ちょっと長くなったので、
自尊心の戦いとそれに効くの本については次号の④で書こうと思います。


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