ハイヤーセルフと一緒にインナーワーク
お久しぶりです。
あっという間に7月ですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私は夏至以降、ずーっとインナーワークの日々でした。
(インナーワークとは、内省によって自分を正直に見つめ、自分の中の「愛せない部分」や「目を背けたい部分や記憶」を癒し、統合していく作業をいいます)
連休前から6月中旬まで忙しかったので、ときどき上がってくる「モヤッとするもの」をスルーしていましたが、スルーしたからといって消えるわけではなく、暇になると再浮上。まるで2日後にくる筋肉痛のように(笑)。
夏至のエネルギーの影響もあるのか、まあ出てくる、出てくる。
ブロック肉とか、鶏ガラを煮込むと、熱せられた水面に灰汁が浮いてくるじゃない?ああいう感じです。
たまたま私の先生の個人セッションも申し込んであったので、先生にも伺ったら、私の地球の輪廻だけでなく、ほかの星での過去生体験に紐づく課題も総ざらいで上がってきているそうで、そりゃあヘビーで当然か……。
(私は転生回数が多いオールドソウルです)
なんだかもう……スターウォーズか⁉ この水が澄みきる前に自分が溺れ死んでしまうわ!って苦しさでしたけど、おかげさまでずっと繰り返している「望ましくないパターン」の根っこがいくつも見つかり、手放すことができました。
その過程で面白いことがあったので、ちょっと書きますね。
今までにも何度か書いたり話したりしてますが、私はモヤモヤイライラが続いてどうにもこうにもならない時、『ブラックノート』と呼んでいる黒いノートに「脳内のつぶやき」を全て書き出します。
これをすると、脳内のぐちゃぐちゃが消えていき、やがてシーン……とします。それはネガティブが底を打ったサインで、次から出てくる「つぶやき」は自分の心が軽くなったり、ワクワクする何かになります――こちらは多くの場合、ハイヤーセルフからのガイダンスです。
これも書き留めて「採用」し、実行できるものはすぐ行動に移します。これを繰り返していくと、自然と流れが切り替わり、ハイヤーセルフの方向に進みなおすことができます。
今回もこの「ブラックノート」が大活躍で、昨日もあーだこーだとまとまりのなく書いていたら、すーっと意識が切り替わり、そんな自分を客観的に見ている「とても静かで安らかで大きな自分」が現れたのです。
変な表現ですが、エネルギーで捉えるとそういう感じなの。
その「大きな自分」の視座から、デスクに向かう私を見ると、自分がとても些末なことに一喜一憂しているようで、「もしもし?大丈夫?」と肩に手を置きたい気もするし、同時にいじらしく愛おしくも思えました。
そこで「大きな自分」のまま「ねえねえ、〇〇〇〇なのは嫌だなって思ってる?」と聞いたところ、小さな自分は「うん、ヤダ。〇〇〇〇なのも嫌だし、△△△なのも、◇◇◇なのも嫌だ」と答え、またひとしきり不満や不安や文句を言いました。
それを「大きな自分」は静かに聞いているのだけど、その聞く姿勢が慈愛そのもので、批判やジャッジが全くないんですね。だから、安心して何でもしゃべれるわけ。
小さな自分は駄々をこねる子供のように好き勝手言ってましたが、しばらくするとネガティブ発言に飽き「私さ、こういう風にする。こういう風にしたいの」と、自由に望みを語り始めました。
引き続き「大きな自分」は静かに微笑みのエネルギーをたたえながら聞いています。
すると「小さな自分」は「でもさあ、そうしたいって言いながら私やらないよね?やらないのはなんでだと思う?……………あー実現のために身につけなきゃいけないスキルが苦手だと分かってるからやりたくないんだ。嫌いだから面倒だし、実際にやってみて『ムズい。出来ないー』って思うのも嫌なんだ。だから、それを進めようとすると、他の事に気が向いたり、用事を思い出したりして、できないことを正当化するんだね」と、内省を始めました。
私は自分を批判するクセがあるのですけど、全てを包み込むような「大きな自分」がそこにいると、自責の気持ちがぜんぜん湧いてこなくて、純粋に自分を客観視できるのです。
なんというか……光で出来た東大寺の大仏と、ソファに座って話しているみたい!
そのまま小さな自分は「大きな自分」の見守りのもとで内省を続け、最近の私の進歩したところと改善したいところをピックアップして、すぐできる「具体的な対策」を導き出しました。
導き出した……というより、無言の「大きな自分」と向き合っていたら、自然と湧いてきたんですけどね。
ちなみに、ここで私が「小さな自分」と呼んだのは私のエゴで、「大きな自分」は私のハイヤーセルフか、私のスピリットガイドの一人である未来生の自分だったと思います。
普段、ハイヤーセルフにガイダンスを求める時は、しかるべきエネルギーワークをしてつながってから聞くんですけど、今日は手を動かしている最中にすーっと意識が切り替わったので感動しました。
思わずノートに「The highterself has come」と走り書きして、下線引きましたもん。←証拠を残したがるところが、いかにもエゴちゃん(笑)。
このやり方で毎度、ハイヤーセルフと対話できるのか、たまたまだったのか分かりませんけど、いつものやり方に加えてこの方法も続けていこうと思いました。とても簡単だし、何より目を開けたまま瞑想しているような意識状態が心地よかったので。
インナーワーク、すなわち内省は波動を上げていく上で不可欠ですが、エゴがすぐジャッジや自己憐憫を始めるため、日常生活の中で意識の深海まで潜るのは難しかったりします。
でも、ハイヤーセルフが傍で見守っていてくれれば、一人でも深くまで潜れるみたい。わあ、うれしいなぁ。
コツはですね……東大寺の大仏ですよ。
いや、法隆寺の百済観音でも、広隆寺の弥勒菩薩でも、グレイトな鯨でもいいんだけど、大いなる宇宙の叡智につながっていそうな安らぐ存在をイメージするといいかも、です。