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創作のツボ

クリエーターの方ならお分かりいただけると思うが、創作活動は常にアイディアが出てくることはない。しかし、創作のツボと私が言っている一種のスイッチが入ると、次々とアイディアが湧き出すものだ。
先日も深夜、一日の業を為し終えて床に入った瞬間、不意にスイッチが入ってしまいアイディアが湧き出て結局寝ることが出来ず、朝まで創作活動に従事した。

このようにスイッチは不意に入るが、これを意識的に行い継続して創作を行うことは難しい。私はまだ未熟者なのでどこにスイッチがあるのか分からない。水が入っていないバケツから水が溢れることはないのでいつもそれを満たすためにいい映画を観たり、本を読んだり、落語を聴いて水を満たすように心がけている。そうすれば、スイッチが入った時にアイディアは湧き出すだろう。

スイッチを入れなくても常にアイディアが湧き出す状態まで持っていくのは大変だ。だが、世の中でプロと呼ばれる人はそれを行なっている。きっとそれまでの努力や学習、そして経験がそれを可能にしたんだろう。一つの言語を習得するのに必要な学習時間は1万時間と言われている。これはおそらく他の分野、文章を書いたり、写真を撮ったり、映像の編集をしてカネになるのもこれくらいの時間がかかると考えていいだろう。つまり、遊んでいる暇などないのだ。クリエーターにとって24時間全てが学習の時間なのだ。

私も早く一流になれるようにがんばろうと思う。ただし、明日からね。

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