捨てられない人になっていた
フランスではサイズや色が合う服が見つかりにくく、色々大事に着続けているのですが、洗濯でなんだか小さくなってきたものが増えてきたり、あまり納得せずに買い足して結局あまり着てないものとかも段々増えていて、気づけば箪笥の肥やしがわんさか。「処分」の文字は頭をよぎれど行動にうつせないでいました。
手作りで自分のサイズと用途に合う服がトップスなら作れることが分かってきたこともあって、そろそろと思いつつ、それでも既製品があった方が安心なんて思っている自分がいたり、気候の点でどんな服が本当に必要かまだ把握しきれていないことも。毎年気候が違うような?
日本でも服のサイズは難しい点もあったけれど、フランスにきてからほどの問題はなく、「手放したら次がないかも」なんて思わず、さっさと処分できるタイプだったのに、環境が変わると行動も変わるもんです。欲しいものになかなか出会えないという現実が私を捨てられない人にしてしまったのでした。日本にいる時は、「捨てられない〜っ」って言う周りの人に「どうしてかな?」と思っていたけれど、自分がそうなってみると、それなりの理由ってあるものですね。
「着ないんだけど、次が見つからないから捨てられないの〜」という思考に「え、いや、どうせ着ないんでしょ?」って自分でしっかり突っ込めるようになって、決心できました。そして、ほしいものに出会えてなくても、今までちゃんと着る服はあって何とかなってる!実際、自分が普段着ているものを考えると、結局は着やすい数枚で回している私。
それで只今手放し進行中です。風通しのよいワードローブに向けての第一歩と思うと建設的な感じがして気分も変わります。何事もサラリと、流れにのって、未練なく爽やかに前を向いて。
そして、今度買うときには、本当に納得したものを買おうと誓う私。服を作る時も然り!自分軸をしっかり立てて、服を選んでいこう、作っていこうと決心した衣替えの季節でした。
今日も読んでくださってありがとうございました!
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