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代官山 “LE COMPTOIR OCCITAN” で南仏郷土料理を食す

LE COMPTOIR OCCITAN(ルコントワールオクシタン)は、代官山にあるオクシタニー地方の郷土料理や南仏料理が気軽に味わえるビストロです。
日本で有名な老舗フレンチレストランの一つである “PACHON(パッション)”の姉妹店でもあります。

PACHONの方は南仏オクシタニー郷土料理などをコースで提供しており、価格帯も高級なのですが、LE COMPTOIR OCCITANの方は、アラカルトでタパスのように頼んで食べて、ワインをがぶがぶ飲んで楽しめるという、リーズナブルで気軽な感じのお店です。

駅から近いのが嬉しい
ラグビーボールが飾りとして置いてありますが、
オキシタニー地方はラグビーがとても盛んだそうです。
(南仏出身のわたしのフランス語の先生が教えてくれました。)

こちら両店舗、名物料理といったらなんといっても、オクシタニー地方の郷土料理「カスレ」です!
今年2月に行われたカスレ世界大会では、PACHONのカスレが優勝されたそうです。

カスレSサイズ。Sサイズでも食べ応えは十分ありました。


又、以前の記事「わたしの偏愛フランス郷土料理」にも書いていますが、PACHONのカスレは本当に美味しいです。
初めていただいたときですが、わたしはあまりの美味しさに驚いて「こんな美味しい煮込み料理が世の中に存在するんだ!」と思ったくらいです。
(PACHONと同じカスレをこちらのLE COMPTOIR OCCITANでも食べることができます)

ちなみにカスレとは、簡単に言うと、鴨のコンフィ、豚肉、ソーセージ、白いんげん豆などをブイヨンで煮込んだ、濃厚でお肉の旨味たっぷりの料理です。本格的に作るには、とても手間暇がかかりますので、わたしは自宅では簡易版カスレを作っています。


そして、こちらのお店で特筆したいのはこちら!

ワインが樽に入ってお客様のフロアにドーンと置いてあることです!

空のグラスがもらえて
自分でここに来てついでいく形です。


この樽から、自分で直接ついでいく方式で飲めます。
これがなんとも楽しく、種類も豊富なので、どれにしようか迷います。量はめいっぱい注いでも大丈夫です。

どれにするか悩む男、旦那です。

そういえば、隣のテーブルにいらした女子会グループの方々が、樽の前で写真を撮り合いっこしていて、いいなぁと思ったのですが、旦那と二人でそういうことするのは本当に無理だなと思ってわたしはあきらめました。笑


ちなみにわたしたちが食べたのは、

カタロニアのエスカルゴパセリバター
プロヴァンサルのイカの煮込み
鴨肉のコンフィじゃがいもキノコ添え
カスレ
そして、ワインをがぶがぶ

です。

わたしは旦那と2人だけだったので、注文数は4品が限界だったのですが、大人数でしたら、もっといろんなもの頼んでたくさん飲むこともできるでしょうし、次はどのワインにしようかな、と相談しながら樽の前で悩んだりする時間も楽しいかと思います。

バゲットにのせて食べると最高です
オリーブが利いてて美味しかった
プロヴァンサルなイカのトマト煮込み。
これは絶対に自宅でも真似して作ります。
鴨のコンフィ、ポテトにも鴨の味がしみしみで最高でした。

こちらのお店は、気軽に行けて、ワインもたくさん楽しめるし、料理もどれも美味しかったので本当におすすめです。わたしも近い内にまた行くこと必至です!



最後に、お店とは全然関係ない話をしますが、LE COMPTOIR OCCITANに行く途中というか、もはや代官山駅の目の前なのですが、フランス人インフルエンサー べべちゃん のYouTubeチャンネルでよくお見かけする同じくフランス人のパティシエ シャルルさんのお店の前を通ったときに、シャルルさんご本人がお店の外にいらして、生で初めてお見かけしたのですが、、
ものすごいイケメンでした。

何情報ぶっこんできた?笑
と思われるかもしれませんが、わたしたまにすごいイケメン見ると、驚いておののいちゃうんですよね。笑
シャルルさんはもう一人フランス人らしき方と熱くお話をされていらしたのですが、もし急に「あそこに入ってフランス語で話して来い!」って言われても、まったく話せる気がしないなと思いました。笑


ということで、(無理やり締めますが)
今回は、Le Beurre Noisette 以来の久しぶりのレストラン紹介記事となりました。
本当に美味しくて、紹介しても恥ずかしくないところだけを厳選していますので是非行ってみてはいかがでしょうか。


※東京の話となり、遠方の方には申し訳ないのですが、LE COMPTOIR OCCITANもシャルルさんのお店もオンラインショップがあります。もしくは私のように東京へ遊びに来た際には是非行ってみてください。


ではまた次回のnoteでお会いしましょう!

À bientôt !

Eva

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