見出し画像

フランスのバレエ講習会

フランスバレエの専門家、harukaです。

自分が通っているスタジオでひたすら練習するのも大切ですが、より楽しく早く上達するためにはたまに外部の刺激が必要です。

刺激とは他の先生のレッスンを受けることだったり、他のバレエ学校やバレエ教室の生徒と一緒にレッスンをすることだったり・・・

こういった刺激がたくさん受けれる場所はバレエ講習会です。

フランスでは毎年各地でバレエ講習会が行われており、何百人と言う生徒が参加しています。

今回は講習会に参加するメリットとフランスの代表的な講習会を紹介します。


講習会のメリット

まず一つ目のメリットは一流のバレエダンサーの指導が受けれること

講習会では著名なバレエダンサーの指導を受けることができます。元パリ・オペラ座バレエ団のエトワールが指導してくれることも少なくありません。

違う先生の指導を受けると、普段とは異なった視点のアドバイスが受けれたり、新しいレッスンスタイルが体感できたりと普段のスタジオでは受けることができない先生の指導を受けることができるのはとても大きなメリットです。

二つ目のメリットは普段一緒にレッスンが受けれない子と一緒にレッスンが受けれること

講習会にはたくさんのバレエ学校・バレエ教室の生徒が参加します。そのためバレエについて話したり、他の学校・教室の子たちの踊りを見ることでたくさんの刺激を受けることができます。


フランスの代表的な講習会

フランスにはたくさんの講習会が毎年開催されています。

今回は私も実際に受けたことがある講習会も含め3つ紹介します。

・ オペラ座サマースクール(2021年7月5日〜7月15日開催予定)

画像3

パリ・オペラ座バレエ学校が開催している夏期講習会です。

1週間コースか2週間コースから選ぶことができます。

一般的な講習会とは違い年齢制限と選抜試験があります。10歳〜19歳が対象で、オンラインで申し込みを行い、履歴書・写真・ダンス動画を送って合格できれば講習会に参加できます。

講習会の中では一番参加が難しいと言われるほどの狭き門ですが、講習会での先生や生徒との出会いは一生の宝物になります。

・ ビアリッツ講習会 (2021年8月1日〜8月6日開催予定)

画像1

毎年8月に1週間開催されているバレエ講習会です。

毎日8時45分から20時までクラシックバレエ・コンテンポラリーダンス・キャラクターダンスのレッスンのほかワークショップなどが受講できます。

1週間の間自分が受けたいクラスを受けたいだけ受けることができます。

また講習会の最後には1週間の練習の成果を発表するための発表会があるので子供の付き添いで来た親御さんたちも楽しめます。

・ リヨン講習会 (2021年7月14日〜7月18日開催予定)

画像2

毎年7月に開催されている講習会です。

リヨン国立高等音楽・舞踊学校で行われます。この講習会は元パリ・オペラ座バレエ団のエトワールが指導者として多く参加することで有名な講習会です。

開催期間の間、受講生は4つから6つのコースを選んで受講することができます。


今年は残念ながらコロナウイルスの影響で開催が決まっている講習会はほとんどありません海外の渡航も制限されていることから今年はまだ様子を見た方が良いかなーと個人的には思っています。

講習会に関する質問などがあればぜひコメントで!

この記事が参加している募集