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バレリーナの食事

フランスバレエの専門家、harukaです。

バレリーナというとモデルのようにスラッとした体型を思い浮かべるのではないでしょうか?

あの体型を維持するために日々過酷なダイエットや食事制限をしている・・・と考えている人はたくさんいます。

実際にフランスのバレエ学校では入学試験を受ける時に身長と体重の制限があります。在学中に体重があまりにも増えすぎると退学という処分もあります。

しかしプロのバレリーナはレッスン・リハーサル・舞台などを含めると、1日10時間以上踊り続けなければいけないこともあります。そのため長時間踊り続けるだけの体力と集中力が必要不可欠です。

無理なダイエットや食事制限はストレスが溜まるだけでなく、体力と集中力が続かず怪我のリスクが高まってしまいます

どんな食事をすればバレリーナのように体力のある細い身体を作ることができるのかについて解説していきます。

バレリーナの食事事情

バレリーナの食事は筋肉をつける太らない食事であることが重要です。

バレリーナの食生活で大切なのは2つです。

脂肪ではなく筋肉がつく食事を心がけること

バレリーナに必要なのはギュッと固まった筋肉ではなくしなやかな筋肉が必要です。そのためには高たんぱくで低脂肪のものを摂取します。

タンパク質が豊富な代表的な食べ物は

肉類(赤身・鶏ささみ・・・)
魚類(イワシ・スルメ・・・)
(卵黄・ゆで卵・・・)
大豆製品(納豆・きな粉・・・)
乳製製品(牛乳・ヨーグルト・・・)        などがあります。

しかしタンパク質が豊富なら何でも良いというわけではなく低脂肪のものを選ぶことも大切です。

肉類を食べるときには脂分が少ない赤身を選ぶ牛乳ではなく豆乳に置き換えるなど意識をすることが大切です。

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特に乳製品には脂肪分が多いものが多いので注意が必要です。
(マーガリン・バター・チーズ・マヨネーズなど)


ビタミンやミネラルが豊富な食事をとること

バレリーナは舞台が近づくと毎日レッスンとリハーサルが続きます。
しかし前日の疲労が翌日も続いているようではベストなパフォーマンスをすることができません

そのため疲労回復の効果があるビタミンやミネラルが豊富に摂取できる食事を心がけます。

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ビタミンやミネラルはエネルギー源ではありませんが身体の機能の維持と調節に役立ちます

レッスンやリハーサルで酷使した筋肉を肉類や魚類で修復し、ビタミンとミネラルが豊富な野菜と果物で細胞を活性化させて翌日に備えます。

余分な脂肪をつけないためにも糖質の高い野菜(根菜類・芋類など)や果物(バナナ・りんごなど)は夕食ではなく消化機能が活性化する昼食に食べるといった工夫が必要です。

その他にも持久力をアップさせるためには炭水化物が必要ですし、3回の食事以外のエネルギー補充も大切です。


このようにバレリーナは体型と体力のバランスを栄養のある食事を摂取することでとっています。

バレリーナ普段意識している食事を日常生活に取り入れることで健康状態や体の調子が良くなったり、体が軽くなったりするのでぜひ意識してみてください!