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チャレンジしない人に限って足を引っ張ってくるけど無視でいい

木下斉さんの直近のボイシーを聞き、放送とは少し趣旨が違いますが、物事にチャレンジしない・できない人に限ってチャレンジしようとする人の足を引っ張る言動がありがちなのを思い出しました。

『TOEICなんか受けても意味ないよ』事件

研究職時代の話ですが、私の後輩に英語が得意な人がいました。
私も当時は独身時代だったこともあり、英語をほそぼそと勉強していたので、TOEICいつ受けるか、とか、こんな勉強方法している、などとTOEICや語学についてよく情報交換していました。

ある日の昼休み、またいつも通り彼女とそんな話をしていると、ランチでたまたま席が近くに来た先輩がその話を勝手に割り込み、とんでもない話の腰の折り方をするんですよね。
『TOEICじゃ本当の英語力は測れない』『TOEIC受けても意味ないよ』

もちろん業務中に私と彼女がそんな話ばかりしていたら注意されても仕方ないですが、あくまでも昼休みなので、誹謗中傷とか公序良俗に反することでなければ何を話そうが自由だと思いますが、楽しく会話をしていたところへ急にさえぎられた気がして、私はものすごく不愉快な気分になったのを覚えています。

後日、別の同僚から聞いた話だと、その茶々を入れてきた先輩のTOEICのスコアは、私や彼女のスコアから300点ぐらい引いたスコアであると知りました。

今回はTOEICのスコア良し悪しを議論する場ではないので、彼のスコアについてジャッジはしませんが、なぜその先輩はわざわざ話を遮ってまで我々の会話に入ったのか考えてみました。

賢い俺が教えてやるぜ思考

考えられるケースの一つとしては、彼自身の方が私や彼女よりも高いスコアを持っていると根拠のない自信・勝手に解釈して、この優秀な俺が真実を教えてあげよう!思考になった説がまず考えられます。

確かに彼は私は彼女よりも社歴はかなり上の方ではありますが、年次が上だからと言って後輩よりも自分の方が高いTOEICのスコアを持っているに違いないなどと解釈するのは、まあ厚かましいにも程がありますね。

年下の人間たるもの、年上の人間よりもすべての面で劣っているものである!みたいな思想が彼にはあったのかもしれません。私よりも年上ということで、世代あたりの出生数が多い時代に誕生されている方なので、競争意識や上下関係に強くこだわっていると考えられます。。

自分ができないことによる僻み

もう一つ考えられるケースとしては、私や彼女のスコアが先輩である自分より高いと先輩自身が知っていた場合です。自分ができない・苦手なことを嬉々として情報交換している私達に嫌悪感というか僻みな感情を持っていた可能性も考えられます。

こちらも一つ目のケースと同じように、言われた方は大変厚かましいことこの上ないのですが、人のことを僻んで足を引っ張ったところで彼は何を目指していたのか疑問です。

もちろん先輩も一応人間なので、誰かと比べて自分の不出来を自覚し、暗い気持ちになったりコンプレックスを覚えるのは仕方のないことではあります。

ただこのケースの場合、コンプレックスを以って自分も学習を頑張るという昇華の原動力に使うのではなく、人の足を引っ張って人を自らと同じぐらいのポジションにさせようとするというは、行き過ぎた競争中毒的思考というか、生きづらそうな思考だなとかわいそうになります。

勝手にねたまれたところで、私や彼女も一朝一夕に当時の英語力が身についたわけではありませんし、こちらのプロセスも知らずして『なんで俺は苦手なのにあいつらだけ?』等と思われても、THE・知らんがな!ですね。

彼の『アドバイス』を無視した結果

上記の事件はもう10年ほど前の話ではありますが、その後も私は独身時代の間、英語の学習は続け、何度かTOEICを受ける生活をしました。
彼の『クソバイスアドバイス』を無視したことになります。

https://note.com/france1989/n/nce474b6842f4

当時獲得したスコアのおかげで現職に入社する際『(内定のきっかけとして)英語力が魅力でした』と言っていただけましたし、別記事で紹介したビズリーチでは外資系企業からもスカウトを頂き、英語力には問題なさそうですねとのコメントを頂けました(勤務地の問題があるので受けるかどうかは別)。

もちろん、英語やTOEICの代わりに別のことを頑張っていたらまた別の箇所で良い思いが出来た可能性もありますし、彼の言う通りに英語を辞めていれば彼の『舎弟』として認められて仕事を進めやすくなり、まだ研究職を続けていたかもしれませんが、それはわかりません。

結果論ではあるのですが、直近の結果をみる限りは、例の彼からの『アドバイス』は無視して大正解でした。

ちなみに例の彼は英語を勉強しているのかどうかは、私が当時の職場を退職したこともあり、不明です。でもポジティブなモチベーションで勉強している人の足を引っ張る言動をしている限り、周囲や自身に対する認識方法に問題があると思うので、あまりいい結果は出ていないだろうなあというのが個人的な見解です。

このような感じで、皆さんが何かにチャレンジする際『そんなことやっても意味がない』『俺がありがたいことを無知なお前に教えてやる』と言ってくる失礼な人と遭遇するかもしれません。

そんな時は、まあ厚かましいやつだなと適当にスルーしてご自身の興味関心に赴くままに行動されることをお勧めします!

それではまた!

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KASHIWA@マイノリティキャリア
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