情報の小出し・後出しジャンケンする人にイラッとする理由
こんにちは!先日7月10日の私のスタエフでお話した内容で、思った以上に反響のあったことをnoteでも紹介します。
スタエフで放送した内容
その内容とは『情報を小出しにする・後出しジャンケンしてくる人に私はイラッとする』という内容でした。
具体的に言うと、私が誰かに何かを依頼されて、それが完了した際、相手から『それは〇〇だからやり直してくれる?』と事前に全く知り得ない〇〇という情報が後から出てきて、やり直す羽目になる、というものです。
私の性格が悪いだけかなと思っていたのですが、私に賛同してくださるコメント(つまり後出しする人への批判)が複数寄せられまして、私だけではなかったのだなと安心し、noteでも書こうと思った次第です※。
※noteとスタエフの使い分けとして、noteはしっかりと文章に書き留めておきたいこと、スタエフはnoteには書かなかった裏話(少し脇道にそれる内容)や心の黒い話、またnoteに書くほどでもないけど違和感を覚えた事例について内省する放送をしています。
情報の後出しジャンケン 模範(?)事例
人と仕事をしていると、どうしても毎回100%完璧に引き継ぎが出来るわけでもなく、結果として情報が後出しになるのは仕方ないことも勿論あります。
とはいえ、こちらも人間で毎回同じバイオリズム・調子で働けるわけではないなので『それ初耳なんすけど。。』という情報を当然のように後から言われてイラッとすることもあるわけです。
悪い意味で印象的なのは2社目に入った会社でバックオフィスを担当していたときのエピソードです。
従業員数が10名ほどしかいない会社だったので、バックオフィスというポジションでものすごく幅広な業務を担当していたのですが(会計、経理、労務、情報セキュリティ、果ては会社ノベルティ発注など)、そのうちの一つに社内の全社会議で社員の弁当を注文する業務がありました。
会議の前に前任の方から軽く引き継ぎを受けて人数分の弁当を注文したので上長へ報告すると。。
『そこのお弁当は冷たくて美味しくないから別のお店(の弁当)にして欲しいです』と上長。
いやケータリングの弁当って冷たいものだし、温かいもの食べたいなら当日ウーバーでも注文されてはどうですか?と反論すると、
『いや、でも冷めても美味しいのが弁当なので変えて欲しいです』とのことでした。
またごちゃごちゃ言われても面倒なので別のお店へ発注し直しましたが、そんなこだわりあるならマニュアルに書くなり自分でやりなさいよって私は思っちゃうのですよね。皆さんどうですか??
アレルギー成分をこちらが見落としていたので再注文、というのならわかるのですが特にそうでもなく、『弊社はスピード重視です』と謳うベンチャー企業の管理職がわざわざ弁当の再注文を命じるのも滑稽ではありました。会議には社内の人間しか出席しないし、会社の経費で食べる弁当にそこまで拘るんだ、という思いです笑。
後出しジャンケンにイラッとする原因
時間を搾取されている気になる
今回の弁当の場合は『冷たくて美味しくない』という上長の完全な主観で再注文になったので、ヒト一人の独断で私の時間が搾取されているような気分になりました。
また上で述べたように、かなり幅広く業務を担当していたこともあり、弁当の再注文がなければ別の仕事が出来たのになぁと思った次第です。
最初に確認しなかった自分への情けなさ
再注文を命じられたとはいえ、事前に私が『〇〇のお弁当を注文しようと思いますがどうですか?』と聞けば面倒なことにはならなかったよなぁ、という不甲斐なさもあります。
とはいえ、冷たくて美味しくないとか文句言うなら事前に言うか自分でやってくれよという思いのほうが強いです笑
後からでも言えば何とかしてもらえると思ってるのかも
こちらの内容をスタエフで配信した際、note・スタエフ仲間の山下拓也さんより、『(ご自身も後出しジャンケンには反対の立場を述べたうえで)後出しジャンケンしやすい相手という要素も上長にはあったのかもしれませんね』という趣旨のコメントをくださいました。
つまり、他の人に後出しジャンケンで弁当の再注文をさせようとすると怒られたり(?)、スルーされたりするけど、KASHIWAならそういうことをせず再注文してくれるのではないか、という思いが上長にはあったのでは、と解釈しました。
KASHIWAは怒ったりスルーしないと認識いただけているのは大いに嬉しいのですが、今回のように再注文したところで何のスキルも特に上がらないようなタスクは命じられてもなんだかなかぁという思いになります。
また今回のような単に相手の『お気持ち』で発生する仕事へやたらと対応すると、それを当然のことのように認識するテイカー気質な人も中にはいるので、ある程度の取捨選択は必要だなと山下さんのコメントきっかけに今になって思いました。
最後に
ということで、情報を後出ししてくる人へイラッとする原因と、なぜそんなことが起こるのか考えてみました。
スタエフでは共感のコメントを複数頂いたのですがnoteの皆さんはいかがでしょうか。
もちろん私も常に引き継ぎが完璧にできるわけでもなく、後出しのような形になることもありますが、そんなときは『後出しでも相手にやってもらって当然!』みたいなオーラを出さずにコミュニケーションしたいと思いました。
またテイカーの餌食にならないように、引き受ける側も適度な取捨選択と反論を心がけたいですね。
それではまた!
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