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いつだって無用な価値観押し付けや謙遜・卑下は地雷になりうる理由

こんにちは!今日はむやみやたらに自分の価値観を押し付けると、時に相手の地雷を踏んだり、人間関係が終わることがある、そんな話をします。

これといったきっかけがあったわけではないのですが、自分がもやっとした時って何があったのかというと、結構その多くが人から頼んでもいないのに価値観を押し付けられたり、聞かされたりなケースが多いのをふと気づいたのです。

ここで誤解して欲しくないのが、音声配信だったりnoteは私が見たくなければ見ない、とかフォローしない選択肢があるので、皆さんがどんなことを発信しているかはいい意味で全然気にしていませんし、今回の記事の趣旨とは関係ないです。

今回の記事は、仕事・プライベートで聞きたくもないのに人の価値観の押し付けが耳に入ってくる、そんな状況を想定しています。

好ましくない価値観の表現例

①子供がいるから○○?

私が育休から復帰した年の年末に、同期の1人から飲み会のお誘いがありました。同期何人かで久しぶりに集まって飲みましょうというお誘いだったのですが、私へのお誘いのメールに『(Kashiwaには)子どもいるから夜の飲み会は無理だと思うけど』という文言が入ってたのです。

もちろん子供が生まれてからは子供との時間を大切にするということで、会社の飲み会や夜の付き合いを減らすご家庭もあると思います。ただ私の職場は当時は幸いにもそこまで飲み会が活発じゃなかったので、私の出産後も飲み会がある時は、私も夫もお互い調整して出たいなら出る方針にしてました。

誘ってきた同期は我が家のそのような背景も知らずに子供がいるから無理だと思う、という価値観を出してきたので、気遣いをされているのか、勝手に向こうの価値観を押し付けられるのかよくわからなくなりました。

ただ、少なくともメールのお誘いの文章に『無理だと思うけど』と表現するということは、誘ってきた本人は子供がいる親(もしくはワーママ)は夜の飲み会にあまり出席するべきではないと考えているのだろうと私は受け取りました。

久しぶりに飲み会に誘ってもらって嬉しい反面、なんだか頼んでもいないのに彼の価値観が垣間見えてしまったことに嫌気がさし、私はその飲み会は欠席しました。

後日知ったことですが、その飲み会は誘ってきた彼自身の退職するお別れ会だったそうで、彼は別の会社へ転職していきました。お誘いメールの文面には全くそんな内容は書いてなかったので驚きましたし、挨拶もできませんでしたが仕方がないです。

改めて退職の挨拶みたいな連絡は彼からもありませんでしたし、その飲み会のお誘いのメール一件で人間関係が終焉してしまったなと、簡単に人間関係って終わるものなのだなと感じています。

②自分は雑魚ですから??

またむやみやたらに自分を卑下する表現も地雷を踏みうるなと思います。
分かりやすいもので言うと、出身地や学歴、スキル、資格といった内容でしょうか。

スキルや資格での例として、主人公とAさん、Bさんの3人が英語力について話しており、主人公のTOEICの点数が仮に300点、Aさんが800点、BさんのTOEICの点を主人公とAさんは知らない状況を仮定します。

会話中に万が一Aさんが、『自分は800点なんでまだまだ雑魚みたいなもんですねー!』と言った場合、主人公はかなり???と思うと予想します。

『あれ?自分ディスられてるのかな??』と。
※もちろん800点が雑魚と言うのはあくまでわかりやすくするための例です。ちなみに日本人の平均スコアは2023年で561点です。

実際にTOEIC800点や300点が、どのように世間で評価されるかどうかは別としても、800点が雑魚ということは主人公のスコア300点というのは、Aさんの価値観的には雑魚であると、頼んでもいないのに勝手にジャッジされたことになるからです。

また、現時点ではBさんのTOEICの点をAさんは知らなかったとしても、万が一Bさんのスコアが500点だった場合、BさんのスコアもおそらくAさんの価値観的には雑魚である、そんな印象を与える発言だと思います。

もしかしたらAさんとしては、スコア800点でもまだパッと英語の表現が出てこなかったりと、まだまだ英語力に改善の余地があるから謙遜の意味で『雑魚』という表現をしたのかもしれません。

一方で、頼まれてもいないのに自身の実力を必要もなくネガティブな表現で卑下したことで、周囲の人を困惑させたり、勝手にジャッジされた不快感を与えることもあると思います。

そのため、自分の価値観や物差しを基に、自分を必要もなく卑下する表現というのも、時と場合によっては地雷になりえます

こんな感じで、その場の雰囲気やなんとなく発した自分の物差し・価値観に基づく発言が意外と地雷になりうる経験をこれまでしてきたので書いてみました。皆さんも似たような経験があるのではないでしょうか。

日本だと謙遜する文化が美徳とされているところがありますが、必要以上の謙遜や卑下によって、中にはなめてかかってくる人も残念ながらいます。

また、なめてかかることはないにしても、その必要のない卑下・謙遜で人を困惑させる、そんなこともあるので必要のない謙遜はしない方が良いと考えます。

以上、自分の価値観を基にネガティブなことを発すると、地雷や人間関係の終焉に繋がりうるよと言うお話でした。

それではまた!


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KASHIWA@マイノリティキャリア
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