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サイクルの中にいれてもらう。

現場に足を運びいつも感じること。
クライアントにヒアリングをしていて、いつも感じる事。

「新規のお客様になかなか来店してもらえない」
「これをなんとかしたいんだけどどうすればいいかな?」

商売をしていて、致命傷だと思うのは
「忘れられてしまう」

ことです。
当然ですが、
お客様はいつもそのお店やサービスのことを考えて
毎日を過ごしているわけではないです。

とにかく毎日忙しい。
朝はこれを片付けて、その後にもやることが、
やらないといけないことが満載です。

その人の1日のサイクルはほぼ決まっていますから、
お店にご来店いただくのは、貴重な機会です。
前提として、まずはそれを当たり前と思ってしまってはいけない。

毎日やることが沢山ある中、お店に行くことを選択して行くわけです。

だから、その人の1日のサイクルの中に、
自分のお店やサービスを入れてもらわないといけない。

だから、例えば美容室のライバルは隣にある美容室だけでは
ないんです。
美容室のことだけが競合と考えていたら、新規のお客様は
いらしてくださらない。

だって、美容室に行こうと思っていたかもしれない
そのお客様はカフェに行っちゃうからです。
もしくは、お洋服を買っているかもしれない。

業界の事だけを見ていたら、他業種のお店にいってしまうんです。

とにかく、何かの折にお客様に自分のお店やサービスのことを
思い出してもらわないといけないわけです。

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こちらのラーメン屋さんは2005年創業ですから、16年続いているお店です。
けれども、16年続いているからみんなが知っているだろう、というところ
から発信しだすと、今更お店やラーメンの説明なんて
わざわざ黒板に書いたりすることはしません。

だから新規のお客さまが来店してくださらないんです。

サイクルに入れてもらうために、まず黒板を変化させる。
記憶に残してもらうです。

なかなかサイクルに入るまでは大変です。
入れてもらうには、とにかく継続して発信し続けるしかないのかな、と。

そのために黒板があります。
消して書き換えて変化を常に出す。

記憶に残してもらうまでが大変ですが、
だからこその黒板書き換え作戦が効きます!

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