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まずはお客様として

7月に入りました!
下半期始まりました!

今月も新規のお取引先様とのお打ち合わせを
何件かさせていただいてます。

初めてのお店を訪問する場合は、お打ち合わせをする前に
普通にお客としてお店に行くようにしています。

全く新規のお客様が、お店でどんなことを感じるのかを
まずは自分で体験するためです。

バイアスがかかってしまうといけないので、
飲食店さんの場合はほんとに普通にお料理を注文します。

そして、自分で感じたことを素直に
お店のかたにお打ち合わせの時に伝えたりしています。

お打ち合わせに伺うと、ほとんどのクライアントは
「新規のお客様を増やしたい」とおしゃいます。
そのためには、初めてお店にいった人がどんなふうに感じるのかを
自分が体験しておくことがとても大切になります。

「うちのお店に来たならば、○○を食べて欲しい」
「うちは◯◯にこだわっている」
「お店の内装にはこだわっています」

などなど、お店側のこだわりや、
いかに自分達の商品が素晴らしいかを
沢山語ってくださいます。

「それは素晴らしいですね」ともちろん感じるのですが、
でもお客様が求めているものとのギャップがあるんじゃないかな?
といつも感じてしまうんです。

お店のこだわりや、素晴らしい内装の話しを
お客様って聞きたいのかな?
お店側が伝えたいことと、お客様が知りたいことに
ギャップがあるのではないかな?

それは、現場で黒板を書いているとそう感じることが多いんです。

私は外で仕事をすることが多いので、
外を通る人の声なんかもよく耳にします。

内装にこだわっていたり、商品も素晴らしい、
だけど、外を通る人はそのお店の名前が読めない。
外国語表記されているお店の名前がわからない。

「このお店、気になっているんだけど、
名前も読めないし、なに屋さんだか分からないから入りにくい」
「どんな人がやっているか、よくわからないから
この美容室は入れないんだよね」
「お気軽にどうぞ!とか書いてあるけれど、なんで入り口の前に
荷物とか置いてるのかな?」

などなど。
お店が伝えたいこと。お客様が知りたいことに随分と隔たりが
あるなぁ〜と常々感じているわけです。

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お客様がお店にくることは当たり前ではない。
ありがとうという気持ちを、店頭で表現したい。

お客様がどうすれば足を運んでくれるのか。
それはやっぱり、自分自身がお客様となった時
どんなことを感じるのか、深く考えてみないと
いけないんじゃないかと。

どんな時にものを購入するのか?
購入する時に無意識に物を買っている人はいない。
お店を選ぶ時にはどんな事を考えているのか。

いつもお客様だったらどうするか?を忘れないようにしたい。

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