遅まきながら自己紹介です。

noteを始めて一年以上が経っていました。

読みたい記事があったので、よく分からないままアカウントを取りましたが、とにかくインプットするばかりの毎日で、やはり圧倒的にアウトプットが不足していることを反省し、超アナログな私がやっと重い腰をあげました。

で、今更ながらの自己紹介です。黒板マーケティング研究所を主宰している藍田留美子と申します。

大手百貨店やインテリアショップ、スタバなどでの販売経験を背景に2014年「黒板マーケティング研究所」を設立。書き換えができる黒板というツールを使い、個人店からサロン、大手スーパーまでの集客や販売促進活動を担ってきました。

始まりは知り合いの経営コンサルタントに声をかけられ描いた、埼玉のある美容室のA看板。それまでこの美容室はホームページや広告などに投資していて、黒板での集客には疑心暗鬼でした。

提供されるサービスの情報をもとに描き始めましたが、どうもピンとこなくて。温かさといいますか、人の温度が伝わってこないよなぁ〜と。

「お店の方の人柄が伝わるようなネタはどうですか?」と提案しました。スタッフのかたがちょうど「鎌倉に行ってきたんです」と話していて、業務とは全く関係ない話題でしたが、それを黒板に書くと黒板の前で立ち止まる人が増え、店内では鎌倉の話しで盛り上がった!と報告頂きました。

もともとは都内を中心にお仕事をしていましたが、鎌倉に移住してからは地元の店舗で書かせていただくようになりました。巨大な都会の店舗よりも個人商店の多い鎌倉ならではの魅せ方を提案しています。

黒板はもともとの期待値が低く、最初は「黒板なんかで」と言われたりするのですが、やってみるとポテンシャルが高く驚かれる事も多く喜ばれるパターンが繰り返されました。そんな中から少しずつ自信もついてきたように思います。

私が手掛ける黒板は下書きなしで一気に全てポスカでかきあげています。ポスカは消すことも出来ます。でも黒板アートとは別物です。絵やデザインに関しては全く勉強したことがないので、アーティストさんから見たら笑われるレベルです。

でも7年近くやってきて自信を持って言えるのは、文字や絵の上手下手ではなく「伝える中身が大切」ということです。お仕事の依頼があると、まずはお客様の立場で訪問しヒアリングします。

店主に徹底的に取材します。お店が伝えたいことよりも、お客様が知りたいことや求めていること、共感することを引き出して、それを黒板に書くことが何より大切です。

その黒板効果を実感してもらおうと、鎌倉でワークショップも開催しています。文字や絵を書くことに自信のない方がむしろ対象。何を書くべきかを考えることに重心を置いています。「黒板を完成させるのがゴールと思っていたらそれだけではなかった」黒板というツールを使うことで、手を動かす事でいろいろな気付きがあるようです。

「経営やマーケティングのセミナーにも参加したことがある」という参加者もいらっしゃいますが、「いざ自分に置き換えるとなにをして良いのかわからなかったけれど、黒板というツールがあるので、分かりやすくすぐに行動に移せる!」というお声をいただいたのは嬉しかったですねー。

街を歩いていると、描きたいと思うお店がたくさんあって困るんですw

黒板の可能性、そして黒板から多くのことを学んだので、現場のエピソードなどを発信していきたいと考えています。

アナログな人なので、ここまででかなり時間かかってしまいました。

とにかく練習練習〜。

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