素数平均律は、インターバルの純正性への回帰の為にあるのではない。より、多重的な「楽音的に意味を成す音程」の堆積によるハーモニーの可能性を広める為にあり、合成数平均律の限界を補う為のものだ。音響物理的な比率を、むしろ複雑化させる為にある。

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