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フランスワインを巡る旅・準備編 ワイナリーの予約方法がアナログな件

今、フランスのワイナリーをチェックしています。旅行会社などのツアーなどには頼らず、自力でワイナリーへ訪問し、醸造場見学や試飲を体験しようと計画しています。各ワイナリーの公式サイトや地元の観光協会が運営しているウェブサイトはもちろん、グーグルマップとか、そこに掲載されているクチコミ評価とか、情報はたくさん載っているから、ネットを遷移するだけで旅行した気分になってしまいそうです。

それでいろんな情報を集めていざ、予約をするのですが、手続きが少し煩雑です。いろいろステップを踏んでも、結局予約にたどり着けないことが4~5回続き、少し心が折れていました。

ワイナリーを訪問するなら、早めの予約(数か月前)をお勧めします
※屋外の見学だけなら、予約はしなくても大丈夫なところが多いです。

ほとんどのワイナリーがそうなのだけど、まずは公式サイトで予約のページに入ります。そこで訪問希望の日時、ガイドや試飲にいくつかのメニューがあれば、どのメニューがよいかを選択します。そこでいったん仮予約。ワイナリーからのメールの返信を待ちます。その後、ワイナリーからメールが返ってきます。指定した日時が満員だったり、ガイドをしない日の場合は「申し訳ありませんが、この日は対応できません」といった口調です。

ここで折れてはいけません。例えば満席と言われたら、
「遠い日本から来ます、今度いつ来れるかわからないので、どうか増席できませんか」
「この街に〇〇日から〇〇日まで滞在するので、別の日はいかがですか」
「午前がだめなら、午後はいかがですか」
「別のメニューでも大丈夫なので、ご検討を」
・・・といったやりとりを数回続けます。

私の肌感覚ですが、だいたいの有名なワイナリーはプロフェッショナルだけあって、とても丁寧に返事を返してくれます。私が日本人だとわかると、冒頭が「マダム〇〇」から「〇〇-san」とさん付けで返してくれた方もいました。

宿泊だったらOTAなどですぐに、機械的に予約が取れて便利ですよね。ワイナリーも、訪問客が多く需要があるところだったら、こういう予約システムを導入すればお互い楽になるのに……とは思いつつ、憧れのワイナリーとこんなアナログなやりとりができるのは幸せなものです。

↑はじめての予約成立 ※ほとんどのワイナリーは英語も対応可の模様。

そんなわけで、前回の投稿以降、ボルドーでは2件の格付けワイナリーへの予約ができました!
訪問記として改めて書きたいと思います。


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