60歳記念に、自分で本を作ってみた。
もともと商業出版の編集者だったので、
自分で安くどこまで作れるか?
と思い作ってみました。
感想としては、商業出版は、恵まれていると痛感しました。
編集は自分でしましたが、
ブックデザイン→友人
イラスト→姪っ子に頼みました。
普通頼むよりは、安くお願いしました。
が、姪っ子ちゃんには、
文章に関係なく、
森を抜けて、妖精の扉を探す
絵を描いてね、と。
あと、こんな感じで!といくつかのイラストも見せました.
もともと暗ーい絵を描くのが好きな子なので、「この絵は、綺麗な色で!」そして、「水彩で」ということも要望として出しました。
が、なかなか描かないので、途中、
慰労会として、熱海の温泉にも一泊2日で連れて行きました。
だから、結局は、10万以上はかかっています。
今、#Amazonで、
#ネクストパブリッシング
というのがあって、印刷代は無料で、
カラーページとトータルのページ数で、
一冊の単価がでて、
定価は、その単価以上ならオッケーというものもあります。
Amazonでも販売してくれるのです。
当初それでつくるつもりでしたが、
単価が高くなること(少しでも安い定価をつけたかった)
カバーがつけれないことで、
Amazonで販売しないかたちを取りました。
わたしが満足できないのは、
紙が決まっていて、薄い!こと。
紙の質感が安っぽい感じがしまふ。
こんな感じです。
若い頃、自分の道が見えなくて、
私は人より大学に入るのが3年も遅れたのです。(浪人していたけど、アルバイトしたり、夢想したり)
その模索していた頃のことを
ファンタジーぽく、作ってみました。
ある本に出会って、その本に導かれるように編集者になるまでのお話です。
60歳記念なので60冊作る予定が、
80冊に。
総額、30万円くらいかなー。
だから単価本当は、高いですが、
安く売りました。
つくづく感じたことは、
編集者とか、デザイナーさんとか、色々な人の力を注いで本は作られるのですが、
そのエネルギーを思うと、本って安いなあと。