
24時間ロープレし放題 生成AI/LLMで変わるインサイドセールスの世界
こんにちは、ファンリピート代表の竹村です。今日は最近うちの会社で始めた、LLMを活用したインサイドセールスのセルフロープレについて語ろうと思います。これ、想像以上に手応えがあるんですよ。
まず、インサイドセールスの業務といえば、見込み顧客に対して電話やオンライン会議システムを使って商談を行うのが主な流れです。慣れないうちは、どんなトークをするか頭で考えすぎてしまい、いざ話す段になると緊張しがち。実践的なロールプレイングが大事だとはわかっていても、相手役の確保が課題になることが多いですよね。
そこに登場したのが大規模言語モデル、いわゆるLLMを使ったセルフロープレ。要は、AIに自分の商談相手を演じてもらうわけです。面白いのは、LLMがほぼリアルタイムで応答してくれるので、まるで人間と会話をしているかのように練習ができるところ。深夜でも早朝でも、自分の都合に合わせて練習相手が用意できるのは驚くほど快適です。
実際にうちでは、インサイドセールスが初めてという担当者が、LLM相手に何度もロールプレイングを重ねました。最初は台本を読んでいるだけで固さが目立ちましたが、回を重ねるごとに応答に慣れていき、あっという間に実践デビューに近いレベルまで成長できたんです。たとえば、話のテンポが悪いと感じたら、それをLLMが指摘してくれたり、追加の質問を投げかけて会話を深めてくれたり。これは人間のロープレ相手にもない面白いメリットだと思います。
さらに、LLMを使っていると気軽に言い回しや切り返しを試せるので、実際の商談相手への柔軟な対応力が身につくのも大きいですね。「こう言われたら、こんなふうに答えてみよう」みたいな試行錯誤が何度でもできる。それが積み重なると、自分だけの営業スタイルが自然と確立されていくんです。
うちの会社では、こうした新しい取り組みをどんどん実践して、「あ、こんな方法もあるんだ」と思わせる場づくりを心がけています。とにかく、社員が自分のペースで学べる仕組みを整えることが大事だと考えているんです。ITやAIの進化スピードは速いですから、こちらも常に柔軟に変化しながら成長していきたいんですよね。
こういう試みが好きな方や、新しい働き方に興味がある方は、うちの文化に合っているかもしれません。まだ実証段階の部分も多いですが、「試してみたら思いのほか手応えがあった」という体験を共有できるのがうちの面白いところ。今後もLLMを活用したロールプレイの仕組みを拡充して、社内外問わず価値を提供していきたいと思っています。
ちなみに、音声ベースのコミュニケーションはもちろん、テキストベースでもいろんな練習ができるので、応用範囲が広いんですよね。英会話のトレーニングに使うのもアリですし、企画提案の練習相手にもなる。とにかく使い倒すことで、一人ひとりが自分の武器を伸ばせるのは素晴らしいと感じています。
もしみなさんの会社でも「ロープレの相手が足りない」とか「新人がなかなか自信をつけられない」という悩みがあれば、LLMでのセルフロープレ、ちょっと面白い選択肢になるかもしれませんよ。私たち自身も、こうしたAI技術の導入から得た学びを、これからどんどん外部にもシェアしていくつもりです。
実際に導入する際、どのLLMを使うかやコスト面など細かい点も出てきますが、そこは柔軟に調整していけるはずです。社内研修のあり方をガラッと変えるポテンシャルがあるので、今後も引き続き検証を重ねていきます。もし「こんな使い方はどうですか」みたいなアイデアがあれば、ぜひ教えてくださいね。
それでは、また次のブログでお会いしましょう。
Xでも仕事のお役立ち情報を発信しています!よかったらぜひフォローしてください。 → https://x.com/fr_tkmr