私の90smusic#26
#251 Only the Children Cry by Praying Mantis
この頃は洋楽初心者で、あまりに無知だったので、雑誌に書いてあることは全部鵜呑みでした。あのかつて活躍したメロディの宝庫のプレイング・マンティスが新譜を出す、新しく加入したボーカリストが良い!なんて言われると、買って聴いてみたくなるじゃないですか。まずは格好からですから。勢い余って、シングルから買いました。まあ、良い思い出です。今久しぶりに聴いたら、良い曲でしたね。新しいボーカルは、なにやら役者転向で、すぐいなくなっちゃいましたけどね。笑
#252 As Good as It Gets by Gene
これは、中古屋さんでたまに見かけた気がします。ジャケット見るだけで、ああ、UKバンドなんだろうな、とは思ってましたが、その時は買って聴いてはなくて、後で答え合わせをしたら、こうでしたね。いかにもモリッシーのようなボーカルで、でもこの出だしのピアノのキャッチーさはヒットでした。
#253 Lemonede Girl by The Jellys
ワイルドハーツのCJが結成した3人組ポップパンクバンド。本家ジンジャーとは違って、サイダーのように甘くポップで弾けてて、爽やか。こんなに良いメロディが書けるなら、ワイルドハーツにも還元してくれればいいのに、と当時は思いました。
#254 Kings Highway by Tom Petty and the Heartbreakers
トム・ペティは、訃報を聴いた直後から聴きだして、こんなに良いのか、もっと早く聴いていれば良かったと後悔しました。こういうアメリカンロックのオリジネーターって、振り返ると誰になるんだろう?とは思ってましたが、間違いなく、彼がそのお手本のひとつだったと、彼のバックカタログを聴きながら、腑に落ちました。
#255 Monday Morning 5.19 by Realto
これは何がきっかけで聴いたのか、全然思い出せないですけど、気づいたら、アルバムが家にあったなあ。雑誌で見たのかな。もしかしたら大野さんのコラムかもしれないなあ。ブリットポップには遅れましたけど、売れないのが不思議になるくらい、全曲シングルカットできる良い曲だし、めちゃくちゃ超名盤ですよね。
#256 MMMBop by Hanson
当時はすごい流れてて、例のアレね、みたいな感じで、その度に聞き流してましたけど、なんかずっと後になって聴いたら、良い曲だったんだなあなんて。ティンティド・ウィンドウズが出てきて、随分大きくなったなあと思いながら、振り返るようにまた聴いて、良い曲だったんだなあ、なんて。
#257 But Tomorrow by Jaguar
これも中古屋さんにあったなあ、という記憶。これもジャケットを見て、聴いてみないとわからないけど、UKのバンドなんだろうなあと笑。すぐメジャー契約を獲得するも、セールスもバンドも上手く行かず、結局1枚しかアルバムを出せないまま、解散したようです。良いアルバムだと思うけど、ヒットしないところをみると、インパクトには欠けたのかなあ。続けていれば、もっと良いところに行けてそうだけど。
#258 Counting Blue Cars by Dishwalla
サンタバーバラのバンドのメジャーデビュー作Pet Your Friends。最初に耳にしたのは、多分カーペンターズのトリビュートアルバムに参加していたところだったと思う。良い曲をやってるイメージだけど、メガヒットっていう風にはならなくて、しばらくしてメジャーからもドロップしてしまうし、惜しいバンドのイメージかな。
#259 California USA by Honeyrider
これは中古屋で買ったなあ。ポップなサーフロックって書いてあるし、青いジャケットで、くらげなのは妙だけど、バンド名がハニーライダーなら、期待は裏切らないだろうと笑。家帰って聴いたら、期待を裏切らない、良いパワーポップアルバムでした。
#260 It's Over Now by Neve
メロディもしっかり立ってて、当時でもウケそうな、誠実なギターロックで、めちゃくちゃ良いアルバムなのに、本国では完成からリリースまで、2年くらい間があったようで、挙げ句、出てもプロモーションもしてもらえなかったようで、当然成果も出ずに、バンドも解散。日本では一足早く、前年の99年にリリースされて、その後には来日公演もあって、反応は悪くなかったようです。惜しいなあ。