#089_介護相談をするためのコツ-聞きたいことをまとめよう!
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#089_介護相談をするためのコツ-聞きたいことをまとめよう!
前回のラジオで、介護のことで困ったら、
「地域包括支援センター」に相談するといいよ!というお話しをしましたね。
もちろん、とりあえず丸腰で向かったとしても、
センターの方は丁寧に対応してくださることでしょう。
ですが、何を聞きたいのか、何に困っているのかという点を、
しっかりまとめてからお話しを聞かないと、
「いやー、とにかく大変なんですよ。」
「そうですよね、大変ですよね。お気持ちわかりますよ・・・」
と、気持ちに寄り添ってもらうことはできても、
実際の困りごとの解決にはつながらない・・・というオチになり兼ねないんですね💦
何事もそうなのですが、
質問力を上げておくのって、結構大事だったりします。
相談の前に、どんなステップで動いていくと良いかを確認しておきましょう。
その1 まずは資料を集めてみる
多くの方は、そもそもどんなサービスが存在するのかすら、イメージが湧かないことでしょう。
なので、まずは片っ端から情報収集!
もし近くにお住まいであれば、実際に足を運んでみて、
カタログスタンドに置いてある資料類を一式持ち帰ってみるといいですね。
その際、窓口にいる方に声をかけて、表には出ていない資料ももらっておくと良いです。
遠い場合には、電話をするか、問合せフォーム(メール)から、
資料の送付をお願いしてみましょう。
地域包括支援センターは、まだまだ紙文化のところが多いんです。
webサイトだけでは、具体的な情報収集は難しいと思っておいた方がいいですよ。
その2 集めた資料をみながら、悩みごとの手がかりを見つけてみる。
介護関係は手続きに時間がかかるものも多いです。
申請からどれくらい時間がかかりそうかという点も含めてチェックしてみましょう。
ひと通り目を通した後に、「今の困りごと」をリストアップしてみるといいですね。
まずは思いつくものを片っ端から書き出して、
その後に「似たジャンルのもの」を仕分けしていくと、
だんだん大事なポイントが浮かび上がってきます。
その3 質問の要点をまとめておく
その場で話そうと思っても、なかなかうまく纏められないことが多いです。
なので、要点をまとめたメモを作っておき、相談すると良いですね。
遠方であれば、まずは電話でお話しすることになるでしょう。
もし、実際に足を運べる距離の場合には、予約をしてから一度訪問するといいですね。
相談の時間は、30分~60分の範囲内になると思います。
なので、お悩みには優先順位をつけておき、
一番優先度の高いお悩みから順に相談していくのがベストです。
このとき、愚痴を聞いてもらうなどの、
心のバランスを取るための時間にはしない方がいいですね。
例えば、
・毎日の介護が大変だから介護サービスを使いたいとか、
・費用負担が厳しいから補助を受けられないか等
「仕組み」で解決できることについて相談をするようにしましょう!
愚痴や話を聞いてもらうのも大事ですが、
それは「家族会」を教えてもらって、そちらでやるといいですね。
作っておいた要点メモは、相談員の方にお渡ししましょう。
そうすることで、相談員の理解が進み、スムーズに話が進められますよ。