「かけいのおそうじ」#01:見えないモノを見ようとしよう
かけいのおそうじシリーズ目次
#00:無駄なものを捨てよう
#01:見えないのモノを見ようとしよう
#02:【これくらい】と【したつもり】はやめよう
望遠鏡じゃなく銀行口座を覗きこめ!!
前回お話しした家計の見直しSTEP
STEP1(難易度 低):無駄なものを、すてる・なくす・やめる
STEP2(難易度 中):見直し再検討を行って、へらす
STEP3(難易度 高):収入をふやす
今回はSTEP1の前半戦と言っていいかもしれません、見えていないモノ・無駄の省き方について、お話ししていきます。
見えていないモノ・無駄なので、そんなものないよ!!っておっしゃる方が多いと思いますが、一度確かめてみてください。
見えていないモノ・無駄が発見されたとき、それはお宝です。簡単にその無駄を省くことができ、確実に家計が改善されます。
では、どうようにして見えていないモノ・無駄を見つけていくか、それは、所有している全ての銀行口座の支払内容を確認し、自身が把握している支出と照合することです。ここでのずれが見えていないモノ・無駄になります。
では手順をお話ししていきますので、一緒に確認・照合していきましょう~
①所持している銀行口座の確認
はじめに、今現在持っている銀行口座を全て洗い出します。
主に、給与振込等収入が入ってくる口座、料金引き落としなど支出に使っている口座、投資や預金(NISA・iDeCo・証券など)で使用している口座などがあるかと思います。
今持っているすべての通帳・クレジットカード・キャッシュカード・電子マネー系を確認し洗い出していきます。
ちなみに私の場合、以下の口座を所有しています。
・すべての収入、預金、クレカ引落、大半の支出で使用している口座
・投資用口座(NISA・iDeCo・外貨預金など証券口座と紐づいている)
・ガス料金引落専用口座
・イオンお客様感謝デー用のイオン銀行口座
・海外旅行キャッシング時専用の引落口座
この時、通帳やキャッシュカード出てきたけど使った記憶ない・作ったことを忘れてた口座が発覚したときは、必ず残高確認すること!!で、残高が残っていたらすぐに引き出してください。残高が残っていたらラッキ~お宝発見です(笑)
②引き落とし金額と内容の確認
次に①で確認した全ての口座で行われている、全ての引き落とし金額と内容(購入しているモノ・支払先)を確認(現金引き出し以外)します。
この確認は少しずつでもいいので、確実に確認してください。ここをいい加減にすると見えていないモノ・無駄があったとしても発見できず埋もれてしまいます。
なお、確認する期間については、1年分行ってください。
えーーー1か月でよくない?って思われた方も多いと思いますが、年会費(クレカなど)や1年更新プランのサブスクの支出を確認するためです。
1年更新プランのサブクスに要注意!!
サブスクで一番見えない無駄になるのって、1年更新プランなんです。1年更新プランって当たり前だけど、1年に一度しか料金が発生せず契約期間が長いせいで、当該サブスクを使用しなくなった時に、サブスクの存在自体忘れがち&料金が高いため、被害が大きいのです。
あと、使用しなくなった時、有効期間がまだあるから有効期限直前に解約しよう~、って思ってて解約忘れて料金請求されるって事にも陥りやすいです。使用しなくなった時にさっさとサブスク解約しましょう、後でやろうは大概(忘れてて)後でやらないので。
また、定期購読を解約しても有効期間まで使えるってサービスの場合は、1年後使用するか否かに関わらず、契約が成立し料金が発生したら、とりあえず解約しておくことで、解約忘れを防げます。
③クレジットカードの利用明細を確認
②で引き落とし金額と内容を確認した際、クレジットカードの引き落としもあるかと思います。これについても、クレジットカードの利用明細を確認し、必ず金額と内容(購入しているモノ・支払先)を把握してください。
④認識している支出と実際の支出の照合
②③で、現金引き出し以外の全ての支出について金額と内容(購入しているモノ・支払先)が確認できたはずです。これらと認識していた支出に差異がないか確認しましょう。
こんなモノありませんでしたか?
・解約したつもりになっていて、実は解約できていなかったモノ
・無料キャンペーン中に契約して、無料期間中に解約しようと思ってて、契約しっぱなしなモノ
・1年や半年更新プランのサブスクで、存在を忘れていたモノ
・認識していた期間や金額と異なるモノ
・解約違約金がかからない期間まで待って解約しようと思ってたら、解約を忘れていたモノ
見えていなかった無駄があったら今すぐ解約を
存在を認識していないモノは100%無駄なモノです。
見えていない無駄が見つからなかったらよかったですし、見つかったら迷うことなく今すぐ解約しましょう。
もしかしたら、使うかも…なんて思われるかもしれませんが、存在を忘れていたモノは早々使いません。使わなかった(=不要だった)から忘れているんです。もし使うことがあれば、またその時買えばいいだけです。なので、さっさと解約しちゃいましょう~。
さあ、これで、見えていなかった無駄は全部省けたました。次は見えている無駄の省き方について、お話ししていこうと思います。
最後まで読んでいただき、まことにありがとうございます。もし何かご質問等ありましたら、お気軽にコメントくださいね!!
快惺事務所では、家計の見直しについて個別の相談サービスを提供させていただいています。
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