「年金」#00:後悔しない老齢基礎年金と老齢厚生年金
年金シリーズ目次
#00:後悔しない老齢基礎年金と老齢厚生年金
#01:年金に対する考え方と受給のタイミング
#02:税金と社会保険料
#03:年金受給の条件と計算
#04:年金に関する制度
#05:繰上げ・繰下げ受給
#06:年金増額大作戦!!
#07:知っておきたい年金用語
#08:年金がさらにもらえる?!年金生活者支援給付金制度
#09:付加年金最高説
このコンテンツで扱う年金とは?
このコンテンツで扱う年金は、最も身近で、多くの方が受給している・されるであろう
「老齢基礎年金」「老齢厚生年金」
に絞って様々な情報をお届けしようと思います。
老齢基礎年金・老齢厚生年金は老齢の名のごとく、老齢期から支給される年金です。皆さんの認識でも、年金といえばこれらをイメージされる方が多いのではないでしょうか。
今後このシリーズ「年金」では、それぞれを「老齢基礎年金」「老齢厚生年金」と、またこれら2つの年金の総称として「年金」と称します。
「年金」コンテンツをご覧いただくことで分かること
最適な年金受給タイミングはいつか
制度や税金について
年金を受け取る条件とその条件をクリアするにはどうすればよいか
年金受給額を増額するにはどうすればよいか
年金保険料を納められないときはどうすればよいか
年金を貰うにあたり、大切なことだけに絞ってお伝えさせていただきます。
後悔しない年金受給を目指す
年金受給で一番避けなければならないのは、よくわからないから、複雑で考えるのが面倒だからといって、適当に年金受給を開始し、後々後悔すること。
年金は一度受給開始すると年金額が確定(一部除く)され、撤回ややり直しができずそれが一生続くため、受給開始タイミングを誤ると、死活問題にまで発展する可能性があるからです。
ここで、複雑さの一例として「年金の繰上げ・繰下げ受給」についてご紹介します。
年金といえば65歳から貰えるものと思ってる方がいらっしゃるかもしれませんが、所定の受給条件を満たしていれば、原則60~75歳まで、簡単に自ら受給開始タイミングを選ぶことができ、併せて年金額の減額・増額も行われます。これが年金の繰上げ・繰下げ受給と言われてるものです。
なお、繰上げ・繰下げ受給を行うには、たくさんルールがあります。
いくつか挙げると、
・繰上げ受給する場合は、老齢基礎年金と老齢厚生年金は同時に繰り上げないとダメだ けど、繰り下げるときは、バラバラでOK
・65歳を基準として、繰上げはひと月あたり0.4%減額、繰下げは0.7%増額
・繰下げは、65歳到達または受給資格を得たのち1年以上経過しないと行えない
・障害基礎年金を貰っている場合、老齢基礎年金は繰り下げられないけど、老齢厚生年金は繰下げ可能
これだけでも十分複雑なのに、これ以外にもまだあります。
そして「年金の繰上げ・繰下げ受給」以外でもほんとうにたくさんのルールや制度があります。本当に年金制度やルールは多岐にわたり複雑です。
もう複雑すぎてなにがなんだかわからんから、何もしない!!と諦める方がいても至極当然、ただだからといってそのままにはしておけないのも事実…そこで諦めから卒業し、後悔のない最適な年金受給ができるよう丁寧かつ端的に必要なことだけお伝えする「年金」コンテンツを作成しようと思いました。
今後更新されていく「年金」コンテンツを、将来の年金受給にお役立ていただければ幸いです。
さいごに、どれくらいもらえるの?いつからもらい始めたらいいの?自分の年金額を試算して欲しい!!など、年金に関する気になることをお手頃価格(1,100円から)でお答えするサービスを提供しております。ご興味ある方は以下のリンクから快惺事務所WEBまでお越しくださいますと幸いです。
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