節約をしようとしてはいけない
私たち50代はバブル景気の時に、大学生であったり新入社員であったり
多感な年齢であったたため、「節約」という言葉にネガティブな印象を持っています。
「買いたいものが買えなけりゃ、もっと稼げばいい」と昔は威勢のいいことを考えていたもんです。右肩上がりのあの時代、今は昔のことです。
50代に今まで家計の見直しに手をつけなかった人が多いのも、
そんなバブリーな思いがどこかに残っているからかもしれません。
節約に対してネガティブなイメージを持ったまま家計の見直しを続けるのは
難しいです。
むしろ節約をしようと考えないほうが、長続きもするし上手くいくはずです。
節約意識を持たずに、節約をする方法のポイントを考えてみました。
1.金額の大きい固定費の見直しに取り組む
住宅ローン、保険、携帯電話等通信費の見直しなど金額の大きい固定費の見直しに順番に取り組みましょう。
食費などの変動費を節約するのは侘しくなりがち。
でも固定費の削減は侘しさをあまり感じません。
固定費の削減は手間と時間がかかりますが、
一度見直してしまえば、その効果はずっと続きます。
2.先取り貯金をして、残ったお金を使う
収入から差し引いて貯金しましょう。
投資であれ預金であれ、その貯金したお金は、
使うお金とは別管理にした方がいいです。
貯金を引いた残りのお金が元々の手取りだと考えればいいわけです。
3.お金を大切なものに使おうと決める
毎日お金を使う時に、このお金は本当に大切なものに使っているか
考えてみる。
私は家計簿をつけていませんが、一日の終わりに
今日使ったお金は無駄ではなかったか確認するようにしています。
自分の場合は、書籍代は惜しまずに使っています。
新型コロナの影響から外食をすることが少なくなりました。以前は無駄に外食の回数が多かったように思います。
でも今は回数がとても少なくなった分外食の機会を貴重なものと考えるようになりました。
50歳を過ぎたからこそ、時間もお金も心を込めて使っていきたいです。