見出し画像

かなえたい夢に向かって

いつか、茶々(淀殿)を主役にした骨太大河ドラマを観てみたい

これが、2025年1月現在の私の「かなえたい夢」です。

なんだとーっ。本当に「夢」じゃんって、突っ込まれても仕方ないものですが、でも「観たい」のです。

自称、妄想歴史家の私がここ数年一番興味をもっているのが茶々です。
このnoteでも、度々「茶々」に言及しています。

それは、悪女のレッテルを貼られている歴史上の人物の中でも、茶々は最もひどい評価を受けているうちの一人だと考えているからです。


「家康が豊臣を滅ぼすまで、関ヶ原からどうして16年もかかったのか。」

もともとは、このような小さな疑問から始まりました。

そこで、いろいろ自分なりに調べていくうちに、茶々の存在をとても無視できなくなったんですね。

だいたい茶々のイメージって今でも、

・我が子可愛さで愚かにも豊臣を滅ぼした、お姫様育ちのできない女
・できない女って言うのはあんまりだから、そこは100歩譲って、一生懸命やったけど、やっぱり無理だったかわいそうなお嬢様

そんなところでしょうか。

私も最初の頃はさほど変わらないイメージを持っていました。
でも、調べていくうちにだんだんと変わっていったのですね。

そもそも、相手は「あの家康」ですよ。
あの家康が、最後の最後に徳川の天下を守るために全力で、あの手この手で仕掛けてきたのですよ。

英雄と呼ばれる多くの有名武将の、あの人も、あの人も、あの人も、みんな
家康に負けてるじゃないですかーーーーっ。

そっちは、負けても仕方なし。立派な最期だった、英雄だった、と扱われる。

なのに、なぜ、茶々の評価はいまだに低いのか。

信長もそうですが、歴史上の人物への再評価がなされている今のこの波に乗って、茶々ももっともっと研究され再評価されるといいと思っています。

そのきっかけにこそに、大河ドラマが最適ではないかと考えるわけです。

茶々が主役の大河ドラマで、舞台は関ヶ原から大坂の陣までの間で、
政治家茶々VS家康の心理戦を、濃厚にスリリングに描く。
生き残るのはどちらか。

いや、まあ、結果として「徳川」が生き残り、「豊臣」が滅びるのですが、
それはあくまでも結果を知っている後世の人間の見方であって、あの当時、
リアルタイムに生きている人の見方を想像して考えてみると、意外とどうなるのかはわからなかったのではないでしょうか。

まずは、家康は老い、秀頼は若い。
秀忠の正妻は、茶々の妹の江。茶々の息子秀頼の正妻は、その江の娘。
かつ秀忠は、ねね(北政所)を実の母のように慕っている。

このような状況で、家康が何か事を起こさずに亡くなっていたら、どうなっていたのか。

家康は自分の家の内側が、親豊臣になっていることに恐怖を感じていたのではないでしょうか。つまり、秀吉の思惑が生きている状態です。

あとは、家康がカリスマ過ぎること。当時の徳川の天下が、自分のカリスマのみで保っている状態にも危機感を覚えていたのではないかと。

なので、無理やりにでも豊臣と戦う必要があり、
その為の大義名分を一生懸命模索していたのではないかと推量します。

そんな家康と対峙した茶々。16年間も。
すごく重厚な歴史物語が描かれそうです。

そして、そんな歴史物語を「観てみたい」。これが、自称妄想歴史家の「夢」です。

そこで、この壮大な、他力本願的な夢に向かって自分が出来ることって一体何なのか。

それは、地道にこうやって「観たいーっ」って、noteに書き続けることでしょうか。

微力中の微力。

今現在の自分に出来ることは、これだけです。
それでも今出来ることを地道にやり続けていれば、いつかは夢がかなうかもしれません。

なので、まだまだ「茶々」について調べて、ここに書き続けていきたいと思います。

#かなえたい夢

いいなと思ったら応援しよう!

foyou
最後までお読みいただきありがとうございました!