一年に一度の贅沢で、断髪。
本当に細々と、カフェを営み続けている私たち。
どうやって生活が成り立つのかと、不思議に思っている方も多いようです。
生活水準が低くても平気でいられるというのも、その理由の一つかと思います。
僕は、一年に一度くらいしか、美容室に行きません。
普段はボサボサで伸び放題の髪の毛を、ゴムでちょんまげにして、気になる部分はバリカンで定期的に妻に刈り上げてもらいます。
お店に立つ時は、髪の毛が商品に混入することを防ぐために帽子を被っているので、人前に出るにしても髪型に一切気を使わなくなってしまいました。
お店が休みの日も、あまり人に会わないので、ちょんまげでもいいかなぁと思っています。
本当は、素敵な靴を履きたいし、これはと思うような衣服を身につけたいし、髪の毛もしっかりと、そんなおしゃれを楽しめたらなぁと、憧れます。
けれど、それは今はかなわない。
そして、かなわなくてもかまわない。今は。
今日は、流石に限界に達して、髪の毛を刈り払いに行ってきました。
贅沢で幸せな時間だったなぁ。
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