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焚き火について書きたい②


焚き火が大好きです。

前回に引き続き、自分にとっての焚き火の快感や楽しみ方、流儀について、求められていなくとも勝手に語らせていただきます。

前回の記事に書きましたが、私にとって

焚き火は、浪費・散財であり、掃除であり、断捨離であり、破壊であり、ゲームです。


この時期、私の暮らすアルプスの麓、標高900mの森では、然程多くはありませんが雪が積もります。

そして、冷え込みと陽射しの無さで、積もるとなかなか溶けません

庭に常設してある焚き火台の上にも、雪が積もって固まってしまいます。


敢えて、そんな雪の上で火を焚くことは、なんだかゾクゾクするような快感があります。


燃える氷

冷たい炎


そんな矛盾、相反する現象を見ていると、非現実感にハラハラします。

雪の上で火を焚くと言っても一工夫。
雪の上に薪で床を作ってやり、その上で火を焚く。
徐々に床の薪にも火が移り、その内に雪も溶けて消える。


雪の上でなくたって、

張り詰め凍てつく冬の空気の中での焚き火は、やはり最高。

炎の暖かさ、有り難さにじんわり浸る。


身体が冷えたら部屋に戻り、熱めの風呂に浸かる。

髪を洗う時、スモーキーな木の香りが、浴室内に漂う。

さっきまで火を構っていて、今は水に浸かっている。

それもゾクゾクするような、

エレメントのエロスを感じます。


冬の焚き火は、いいものですね。


ん〜。

まだ語り足りません。

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