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ゆっくりやさしくなんどでも

ひきこもりの若者や不登校の児童・生徒を支援するNPO法人「十月の森」が主催第2回目の講座が今週末開催されました。
11/2(土) 「サポーターとしての姿勢(その①)」
当事者の気持ちに寄り添う第一歩「聴く」を学びます。
とのことで、参加させていただきました。
長阿彌先生のお話も分かりやすく当事者の家族としての経験、相談を受けてきた経験を踏まえて、支援者と当事者、そして関わる方がより良い方向(善悪と言うより、本人の意思を尊重してのQOL向上)に行くには、ということもお話をされていました。

・人間の感覚器や思考は容易に誤認するので、常に絶対自分が正しいというわけではない(自分でも自分の考えに合う答えだけコレクトするし、webでは自動的に好みに合う情報が次々出てくる仕組み)
・自分の脳、生き方は何歳でも変えられること。
・ゆっくりやさしくなんどでも(聞いていて幼児への親の気持ちだろうなと思いました)
・何度言っても伝わらないのは、方法を変えてみる
・論破・ディベートは創造に結びつかない
お話で出てきたむかついたことを記録していく方法は、認知療法、認知行動療法だなとも思いました。

様々な立場の方とのディスカッションの時間も取られ、単なる意見交換だけでなく、それぞれ家族や当事者や支援者である体験や思いも共有することができました。
【ゆっくりやさしくなんどでも】、は子どもへのアタッチメントの感じで、こどもの頃に足りなかったら成人しても何かの形で補えばいいことと思いました。
また、余裕をもって子育てや教育ができない家族側のほうにも、十分な社会的支援や当事者同士で語り合う時間が必要と思いました。

佐賀新聞より
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1342291#goog_rewarded

行き道で常楽軒さんでラーメンと焼き飯を。
とても好みに合う昭和を感じるような優しい味でした。


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