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サバイバー

 羽馬千恵さんの「わたし、虐待サバイバー」を紀伊國屋書店でおとりよせ。

 あらすじは省きますが、内容とこれまでの人生で見聞きしたことや私の経験などから。
 幼少からの過酷な体験、大人になって一人で暮らすことができて、それで問題がなくなったように他の人は思うかもしれませんが、虐待や犯罪被害、いじめやDV家庭の子どもなどで、自由になったり解放されて生活するようになって、「ようやく本来の症状を安心して出せる」ことがあります。
 それまで被害者は必死に普通を装ったり、元気でいようとか、無理を重ねていることが多く、ケアがない時間が長ければ長いほど、その後の回復に長い時間がかかったり、治療や回復できないまま亡くなったりします。例えば盲腸とか骨折してるのに無理して日常生活してたら、それはひどいことになるわけです。
 過去のことじゃないか、というのは同じ経験をしていないからであって、しかし情報としては知っておいてほしいと思います。
 虐待や犯罪被害、DV被害、DV家庭、いじめ、ハラスメントなどで、何年もたってから当事者が「ようやく本来の症状を安心して出せて」、その結果で生活が破綻したり、周囲に影響を及ぼしたり、症状に苦しむことがあります。これを知らない周囲や医療者が、困難にある当事者をさらに追い詰めることが羽馬さんの記述にありますし、私の活動関係者や私自身の経験でもありました。
 医療機関には原因が犯罪かどうかをしらべるシステムがほとんどないので、それが何の原因で症状が出ているか判断していないことが多いようです。
つまり、犯罪や虐待やレイプの被害での症状なのに、病院ではそれと診断されずに別な病気として処理されたり、発達障がいではなく虐待やDV家庭からの症状で、それ用の適切な治療を受ければ改善するのに、そうではない治療で長引く、ということも多くあるようです。
 病院でもわからないし、周囲の人も話を聞くことがなければ何が原因かはわかりません。
 本人は延々と救われない時間を過ごして、犯人なり加害者は野放しで、また再犯してるかもしれません。
 また、いじめでも虐待やDVでも被害者の感情の起伏が激しくなることもあり、特定の人物に強く執着してしまったり、強すぎる愛着を持ってしまったり、あるいは信頼しきっていたところに少しの違和感でもあると激しく攻撃してしまったりします。
 これはどうもよくあることのようで、複雑性PTSDやアタッチメントその他のいろいろな原因からの行動のようです。もちろん個人差があってそうならない方もいます。
 被害者が加害者になるケースもあれば、良い人物との出会いや体験から、自分の状態を良く知って家族や社会にとってとても貢献されている方がたくさんいます。一律でくくれるほど、人は同じではありません。
 

 キャベツが悪くなる前に、スリランカのカレーの素やブラックペッパーなどで豚肉とスープに。
数日後には大根やジャガイモとキャベツの残りがやばくなる前に、鶏肉とえびすだしと赤味噌と唐辛子でいい感じに。
 自助グループ、かちPICAのうんどうするかいは今回は参加者無しで、私一人で格闘技風の動作練習をしたり、ゆるく縄跳び3分二回・5分ゆるゆるジョギングなど。ガードして手で直に滑り込み縦エルボーを打ち込む動作は使えそうですね。
S大学のY先生の投稿を見てシン仮面ライダーを見てきました。作品はオリジナルを見ていた世代にも良い仕上がりだったし、舞台あいさつで庵野監督が次回構想まで詳しくお話しされようとしてキャストがおもしろがってましたね。


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