サービスエリアの地産地消ベーカリー「守谷ベーカリー」をご存知ですか?
突然ですが…
皆様、このパンって、とーーーっても可愛いと思いませんか?
可愛すぎて食べるのがもったいなくなる!(笑)
さて、このパンはどこで食べられるでしょうか???
近年「地産地消」という言葉をよく耳にします。
それを実現しているお店がフォーシーズにある?
しかもベーカリー?
これはちょっと、話を聞かないわけにはいかないですよね!
ということで、【守谷ベーカリー】にお邪魔してきました。
実はこのお店・・・
◆ 地産地消を実現!
◆ サービスエリアにあるベーカリー!
◆ 車じゃなくても誰でも買いに行ける!
気になるキーワードがたくさんのお店なのです。
常磐自動車道守谷SAに2014年3月にオープンした【守谷ベーカリー】は、フォーシーズ初のパン専門部門でシャトーレストランが監修しています。
今回は、イタリア料理修行経験もある守谷ベーカリーの店長、八木さんにお話を伺いました。
最初の「地産地消」食材は茨城県産レンコン
オープン当初から販売しているのがこちら。
茨城県といえばレンコン!
地元のレンコンを使用した『茨城産レンコン入りキーマカレーパン』。
アツアツが出来上がるや否や、次々とお客様がトレーにのせていきます。
あっという間になくなっていく人気商品のひとつ。
こんなに美味しいパンもあるのに、さらに人気なのがこちら。
こちらの『とろけるつくばクリームパン』は、茨城県の筑波山に見立てたパン。
もちろんクリームは茨城産です。
中からトロ~りと流れ出るクリームが老若男女に人気なんですって。
コロナ禍で自らが拡大した地産地消の輪
2020年、コロナウィルスの蔓延で飲食業は大打撃を受けました。
そんな時、八木さんは「地産地消」を掲げているフォーシーズのために何ができるか?が考え、自ら茨木県内の地元農家さんに足を運んで直接交渉し、お互いがウィンウィンになれるよう、シャトーレストランのシェフに相談しながら、地元農産物を使ったパンを次々あみ出したそうです。
八木さんが実際取引されている農家さんは、現在フォーシーズの別業態でも取引されています。
また、サービスエリアの動向も常に確認。
どういうタイミングで混雑するか?天候はどれだけ左右するのか?渋滞情報は?などをみながら、それに合わせてパンの製作・販売を調整されているんだそうです。
また近隣のサービスエリアにもすべて足を運んで価格調査などもなさったそう。
仕事だけの繋がりではなく、農家さんには季節の変わり目には挨拶を欠かさず、良い関係を築いているそうです。
八木さんじゃなければ出来ない「行動力」と「交流」ですね。
守谷ベーカリー誕生秘話
守谷ベーカリーがサービスエリアに誕生したのは、守谷サービスエリアのリニューアル時にシャトーレストランに声がかかったのがきっかけです。
フォーシーズは既に清水サービスエリアに出店した実績があり、それを評価されてのことでした。
今までサービスエリアには本格的なベーカリーがなかったので、都会的なイメージと地産のものを利用し何かできないかを考えたんだそうです。
通常のベーカリーが40-50種類のパンを販売しているのに対し、守谷ベーカリーでは65種類のパンを販売しています。
開業当時、コンビニで流行り始めたコーヒーセルフサービスをベーカリーで初めて始めたのも守谷ベーカリー。
出来ることはどんどん始めたっていうところがフォーシーズらしいです。
車両不要!一般人も利用できるサービスエリア?地元の人も通う!
守谷サービスエリアは常磐自動車道を利用しなくても入れるってご存じでしたか?
こちらが裏から入れる守谷サービスエリアの入り口。
一般道から入れるんです!
なので、地元の人が朝から買いに来たり、【守谷ベーカリー】には地元の常連さんも多いんです。
こうした一般の人が入れるSA・PAは全国的に増えているそうです。
購入困難?幻の守犬メロンパン
守谷ベーカリーの人気商品!が冒頭でもご紹介したこちら!
『守犬のメロンパン』。
「守犬」とは守谷サービスエリアのキャラクターで、意外にも守谷市非公認キャラクター(笑)。
このメロンパン、大人気ですぐ売り切れてしまうそうです。
あまりに人気すぎて、現在は1日2回、午前11時と午後15時に焼き上がるようですが、それでも私はお目にかかったことがありません!
それくらい人気キャラクターであり、人気パンなのです。
実はオープン当初行ったときに食べた「レンコンキーマカレーパン」が美味しくて、ずっとあの味が忘れられずにいました。
今回の取材で久しぶりにいただきましたがやっぱり美味しい!
そして新たな地産地消パンが増えていたのにビックリしました。
どんどん進化していました。
行楽シーズンに常磐自動車道を利用する際はもちろん、利用しなくても一般道から買いに行けるので、もっと気軽に利用したいなぁと思いました。