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子どもからのアクションがあるまで待つ

こんにちは、イシカワケイタです。

たまに、本当にたまに、
いや、もう少し多いかもですが、
大人になって勉強したくなったりしないですか?

自分でも驚くのですが、
こんな自分でも、いまこそ勉強したいって思う。

きっと、今だったら、
先生の話も、宿題も、予習も復習も、率先して取り組めると思う。
そして夏休みの自由研究にもこだわって取り組めそう。

それは、学びたい理由や目的が明確にあって、
その理由や目的は、自分自身の本当の想いからくることで、
自然と湧き出てきているものだからだと思う。

人には、いろんな適齢期があると思っていて、
その適齢期こそ、その行動をするときに最適なタイミング。
そうです、きっと私は今、勉強適齢期だと思います。

今回は、そんな話。


子どものサッカーの試合などを見ていると、
ついつい、プレーに口を出したくなる時ってあると思います。

だが、
口を出してしまうと逆効果だってこともわかっている。

伝えても、伝えた自分自身の感情だけが満足になるだけ。

伝えた先に、子どもの成長を見据えているのであれば、
その願いは、実現しなくなってしまう。
聞く耳を持たず、きっと本人だってわかっているはずで、
素直にはなかなか聞ける状態ではない。

そして、伝えた時に、
子ども本人は、別のことをしていたりする中で、
話を始めてしまったりすると、本当にまったく意味のない、
伝える側の、伝えたいって気持ちだけが満足するだけ。

だから、伝えても全く本人の成長にも繋がらないし、
伝える側の想いも達成しない。

さっきの言葉を使うと、まさに、適齢期ではない。

本人からのアクションがあるまで待つ

たまに、
子どもから、サッカーのプレーのことで質問されたりすることがある。

その瞬間を絶対に逃してはいけない。
そう適齢期がやってきた。
その瞬間は絶対に見逃してはいけない。

その瞬間が、本人にとっての課題を乗り越える適齢期。
ベストタイミング。

言い換えれば、吸収力が抜群にある状態。

課題を解決したいというゴール、想いが、
本人の意志でうまれ、それをクリアするための行動を起こすうえでの質問がきている状態。

この時に、
普段から観察していることに紐づけて、
子どもの質問に丁寧に答える。
そして、次の目標や行動を一緒に導きサポートすることで、
確実に成長していく。

もう一つ別の視点ですが、念のため。
成長は1週間や2週間ではなかなか現れないということ。

今取り組んでいることが、3ヵ月、半年、1年、2年くらい先になって
実を結びだすのかなと思う。
(もちろん、その課題によって、もっと早くに実を結び始めることもありますが)
これも、しっかりと焦らずに待つ。成長を見守る。

最高の土を用意し、種を植えて、水をやり、太陽が降り注ぎ、
たくさんの時間を過ごして、やっと芽を出す。
その時々の状況(環境)に合わせて、種が芽を出すためにサポートする。
無理に手を加えすぎてしまって、芽が出ないことがあるのと同じように、
その種の成長に合わせて、周りの環境づくりを大切にするように。

みなさんも、今じぶんが何の適齢期なのか、考えてみると、
きっとワクワクすることを発見できるかも。


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